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iPadで電話できる! iOS 8の「iPhoneでの通話」を試した

2014年10月22日 17時00分更新

文● カリーさん(@CurrySan

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カリーさん近影

 スラマッパギ!! iPhoneクラブの覆面リーダーことカリーさんでございます。

 iOS 8には、iPhoneの電話機能をiPadやiPod touch、Macから利用できる「iPhoneでの通話」(iPhone Cellular Calls)という新機能が追加されました。固定電話の子機みたいなイメージで、iPhoneで受けた電話をiPadに飛ばしたり、逆にiPadから電話をかけることも可能です。新iPadもお披露目されたこのタイミングで試してみましたよー。

 条件としては、iPhoneとiPadで同じIDを使ってiCloudにログインしていて、かつ同じ無線LANのネットワークにつながっているのが前提です。

以下、左がiPhone、右がiPadの画面。「設定」アプリで「FaceTime」項目を開き、Apple IDが同じかどうか、「iPhoneでの通話」がオンになっているかどうかを確認しよう

続けて、「Wi-Fi」項目に切り替えて同じ無線LANアクセスポイントにつながっているかをチェック。細かい話ですが、1台でいくつかのアクセスポイントを作れる無線LANルーターでは、その接続先も合わせておこう

電話を受けると、iPhoneとiPadの両方が鳴って、iPad側には「iPhone経由で着信」と表示される

iPadで取った場合、標準ではスピーカーフォンでの通話になった

iPadで発信するときは、「FaceTime」か「連絡先」のアプリを利用する。「iPhoneでの通話」をオンに設定していれば、iPadでも電話番号の脇に電話アイコンが現れて、タップしてiPhone側にアクセスが可能。このアイコンはiPhone/iPadが同じ無線LANにつながれてないときにも表示されるが、もちろんタップしても通話できない

 実際、真夜中にじまPを呼び出してiPhone経由での発着信を試してみましたが、発信側は普通にできそうな感じでした。一方、着信は、相手の声が聞こえないことも多く「もしもーし」を繰り返すことに……。この辺の信頼性は今後のアップデートで変わってきそうですが、とりあえず現時点において恋人や取引先など大事な相手からかかってきたときには、きちんとiPhoneで出た方がいいかもしれません。

ちなみにMacではこんな感じ。着信を受けたときに、MacのFaceTimeが鳴るのを避けたいときは、FaceTimeの環境設定で「iPhoneセルラー通話」をオフにしておこう

※ とある漫画でよく使われていたり、マレーシア語で「おはよう」という意味だったりします。

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