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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第103回

LTE対応タブ、AQUOS、MeMO、ThinkPadのカメラを比べる

2014年10月20日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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実写比較では判断が難しい
明るめのMeMO Pad 8か

 続いて実写比較。デジイチのキヤノン「EOS 70D」とタブレット3機種を使い、同じ被写体を撮影し、撮影した画像を比べる。デジイチに一番近い機種を勝ちと判断する。各機種の撮影モードは、オートなど初期設定のものを用いている。

AQUOS PAD

MeMO Pad 8

ThinkPad 10

EOS 70D

 3機種ともピンポイントでは近いのだが、全体的に見るとちょっと遠い感じだ。

 AQUOS PADはあまりにもウサギの人形が青っぽく、カーテンの色が濃い。MeMO Pad 8はとくにアヒルの人形が明るすぎる。ただウサギの人形は近い。ThinkPad 10はカーテンの色が近いものの2体の人形が明るい。

 どれを選ぶか迷ったが、暗めよりは明るめ、という判断でMeMO Pad 8を勝ちとする。もっとも3機種ともタブレットとは思えないほどクッキリとキレイに撮れている。

暗所撮影ではAQUOS PADがベスト

 つづいては暗所を撮影する比較。こちらは一般的なオフィスよりもかなり暗いとされる150ルクス程度の明るさで同じ被写体を撮影する。これもデジイチと比べる。

AQUOS PAD

MeMO Pad 8

ThinkPad 10

EOS 70D

 これはAQUOS PADとMeMO Pad 8がかなり近い。ただMeMO Pad 8が若干明るいのに対し、AQUOS PADはデジイチとほぼ同じ雰囲気。カーテンの感じは若干違うが、AQUOS PADの勝ちとする。

 ThinkPad 10は明る過ぎたが、パッと見た感じでは一番キレイに見える。実際の部屋の明るさを考えると1位には選べないが、こちらが良いという人もいるだろう。

 また実写比較の両方で言えるが、タブレットなので撮影時はどうしても重い。そのためブレたり、まっすぐに撮影できていないことがスマホより多いので、実際に使うときは注意したい。

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