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iPhoneのカメラで、クレジットカード情報の入力を省力化するテク

2014年10月19日 15時00分更新

文● らいら(@lyrahm

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 最近はパソコンだけでなく、スマホでもネットショッピングを楽しむ機会が増えた。しかしカード情報を登録していないストアでは、手元のクレジットカードと照らし合わせながら、16桁の番号を一文字ずつ入力しなければならず面倒だ。Safariにカード情報を登録しておくこともできるが、セキュリティー上不安な人もいるだろう。

 また、iOS 8ではサードパーティー製キーボードが使えるようになった。アプリによってはフルアクセス権限を求めるものもあり、入力したカード情報が開発元に送信される可能性は無いとは言えない。

サードパーティー製キーボードの提供が始まったばかりなので、どれだけ信頼できるか判断が難しいところではある。しかしせっかくiOSに便利な機能があるので、リスクを減らす使い方をしていきたい

 そこでiOS 8の新機能であるクレジットカードの自動入力機能を使いたい。iOS 7以降、iPhoneのカメラを使いiTunesカードのコードを読み取る機能はあったが、iOS 8ではクレジットカード情報も簡単に入力できるようになった。

 まずSafariで任意のオンラインストアを開き、カード情報の入力ボックスを選択する。キーボード上部に「クレジットカードを読み取る」という文字が表示されるのでそれをタップ。

Safariにカード情報を登録済みの場合は、「カード情報を自動入力」と表示される。これをタップし「カメラで読み取る」を選択すればOK

 するとカメラが起動するので、中央の枠内に手元のカードを合わせよう。認識が完了すると、ボックスにカード番号が自動的に入力される。カメラではカード番号、名義、有効期限が認識されるようだが、サイトの入力フォームによって、自動入力される項目は異なるようだ。それでも16桁の番号を手打ちするよりは、はるかに楽である。

読み取った文字は画面上に白く浮かび上がる。クレジットカードでよく買い物する人はぜひ試してみよう

 数枚のクレジットカードで読み取りテストをしてみたが、どれも精度は高く正確に番号が入力された。セキュリティーの観点からSafariにカード情報を登録しておくのは怖いが、毎回手入力するのは面倒だという人には便利なTipsと言える。


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