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引っ越しから活用まで、iPhone 6/6 plusを最大限に生かす最新Tips! 第3回

iPhone 6/6 Plusをより便利にする魅惑のアクセサリー

2014年10月16日 12時00分更新

文● 外村克也(タトラエディット)

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サードパーティー製のACアダプターで高速充電

 iPhone 6や6 Plusでは、バッテリー容量も向上している。しかしながら、付属のACアダプターは従来機からの据え置きで1A出力のものとなっている。

 おかげで、満充電までかなり待たされるようになったなと感じる読者もいることだろう。

左はANKERの「40W 5ポート USB急速充電器 ACアダプタ」。右は同社の「Astro 第2世代 モバイルバッテリー 6400mAh」。いずれも接続した端末に応じて出力電流が変わり、iPhone6および6 Plusで急速充電が可能となる

 実は、iPhone 6や6 Plusでは1A以上の入力に対応している。そのため、付属のACアダプターではなく、iPadに同梱されているのものや、接続機器によって出力を変える「Power IQ」に対応したACアダプターを使えば充電時間を大きく短縮できる。

Power IQ対応の充電器を使うことで、iPhone 6では1.2A、6 Plusでは1.5Aで給電されることが確認できた

Power IQ対応の充電器を使うことで、iPhone 6では1.2A、6 Plusでは1.5Aで給電されることが確認できた

 Power IQ対応のモバイルバッテリーもあるため、こうした機器でも急速充電が可能。ちなみに、手持ちの2A出力のバッテリーでは1Aまでしか供給されなかった。そのため、Power IQタイプを選ぶのが、現状では無難だ。

iPhone 6で高音質な音源を再生する!

 iPhone 6は5sと同様に48kHzまでの再生しか行なえず、現在ハイレゾ音源(CD音質以上の音源)で主流の96kHzや192kHzの再生はできない。

 これらの高音質音源を再生するには、サードパーティー製のハイレゾ音源対応プレーヤーアプリと、バッテリーを内蔵したUSB DACとの接続が必要だ。

バッテリー内蔵のUSB DACであれば、間に「Lightning USBカメラアダプタ」を挟むことでiPhoneでも利用できる。写真はオーディオテクニカのハイレゾ対応USB DAC「AT-HA30USB」(実売価格1万2000円前後)

標準の「ミュージック」では高音質楽曲の再生ができないので、オンキヨーの再生アプリ「HF Player」を使う。「AT-HA30USB」は96kHz再生を行なっていることを示す赤いインジケーターが点灯。手軽にいい音を楽しむことができる

標準の「ミュージック」では高音質楽曲の再生ができないので、オンキヨーの再生アプリ「HF Player」を使う。「AT-HA30USB」は96kHz再生を行なっていることを示す赤いインジケーターが点灯。手軽にいい音を楽しむことができる。なお、アプリ自体は無料だが、ハイレゾ音源再生のためには1000円の「HDプレーヤーパック」の購入が必要となる

 現在では、アンプ内蔵のポータブルUSB DACは1万円台から購入可能なので、案外手軽に再生の環境が整ってしまう。128GBモデルなら容量が大きい音源の持ち歩きも快適なので、音楽を楽しみたいという場合にもiPhone 6はぴったりだ。

今回のTipsを活用してiPhone 6/6 Plusを使いこなせ!

 以上、3回にわたってiPhone 6のTipsを解説してきた。画面サイズが大型化したことによって使い勝手は大きく変わった今回のiPhone。賛否はあるが、しっかり使いこなすことで、それに応じて手になじんでいくはずだ。

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