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スクロールが「Rapty」休刊、OLショップで販売継続

2014年10月10日 08時09分更新

記事提供:通販通信

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image (株)スクロールは9月29日、20~30代の女性に向けたファッション通販カタログ「Rapty(ラプティ)」を休刊し、オフィシャルサイトも終了した。ラプティはスクロールのオンライショップの1コンテンツとなり、商品の販売は継続する。

 同社は「若い世代はカタログよりネットで購入する傾向がある」と話し、カタログ通販が対象年齢層に合っていないことを休刊の理由に挙げた。ラプティは、EC強化策としてスクロールのオンラインショップのコンテンツに組み込まれた。同社は「今後も販売は継続する」として、「F1層向け衣料から撤退」とする一部業界紙の報道を否定した。

 ラプティは1987年に創刊し、前身のムトウ時代から続いてきたカタログだった。しかし、受注額はピーク時から約10分の1に落ち込み、直近の2013年度の売り上げは約14億円となっていた。同社は「カタログ通販はシニア層に好まれる」と話し、50代女性に向けたファッションカタログ通販「Brillage(ブリアージュ)」を強化する方針を示した。

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