サイバー攻撃の発信源は2期連続で中国がワースト1だった 図版:アカマイの最新レポートをもとに編集部作成
現地時間9月30日、米アカマイが発表した最新レポートによれば、DDoS攻撃やウイルス送信などサイバー攻撃のトラフィック発信源として最大の割合を占めたのは中国だった。送信元のIPアドレスを観測したもの。ワースト10は中国、インドネシア、米国、台湾、インド、ロシア、ブラジル、韓国、トルコ、ルーマニア。
中国からの攻撃が43%で、2位にあたるインドネシアの15%を3倍近く上回った。中国がワースト1位となるのは2014年度第1四半期、第2四半期の2期連続。発信源となったのは世界161カ国で、7割がアジア。発信源は上位10カ国に集中しており、割合は前四半期の75%から84%へと上がったという。
【お詫びと訂正】初出時、ワースト5位の国名を「インドネシア」としていましたが、正しくは「インド」の誤りでした。関係者の皆さまにお詫びするとともに訂正いたします。