美味しく見える料理写真テクが知りたい
今回は美味しくみえる料理写真の撮り方がテーマです。料理といえばツイッターやフェイスブックでは定番中の定番ネタ。かんちゃんもツイッターでよく料理写真をあげていますね。
吉井 はい。前はスマートフォンで撮ってたんですけど、最近は自分で買ったカメラで撮っています。Wi-Fiで撮った写真をスマートフォンに送れるので、それをさらにInstagramで加工したりとか。でももっと上手に撮れるようになりたいんです。
巨匠・魚住誠一の一家言!
構図にもピントにも正解はない!と、いうと身も蓋もないと思うかもしれないけれど、被写体をどの構図で切り取るか、被写体のどこにピントを合わせるか、正解はないです。ただ、自分が何を撮りたいと思っているのかを意識して撮らないと、中途半端な写真になっちゃうので、そこは注意しよう!
巨匠のアドバイス炸裂!料理は「逆光」が基本
ここで本日の巨匠・写真家の魚住誠一さんが登場! グラビア撮影界の巨匠でありながら、スイーツ好き、撮影のこととなったらいくらでも語り続けられる魚住さんの弁が炸裂!
魚住 料理の写真というのは、テクニック的にはシンプルです。人と違って動きがないから、シャッタースピードもそれほど気にしなくていいしね。基本は逆光か半逆光で撮ること! レストランでもできれば窓際の席を選んで、窓側じゃなくて屋内側に座って、入ってくる光と対面して撮るようにする。
吉井 光のことは気にしてなかったです……(´・ω・`)ショボーン
魚住 逆光で少し暗くなるところに、レフ板のようなものでちょっと光を当てておこすっていうのが、料理の基本的な撮り方だね。レフ板がなければ、白いもの、紙ナプキンなんかを広げて使ってもOKです。(近くにあったコピー用紙をレフ板代わりにしながら)ほら、これだけでもずいぶん明るくなるでしょ。
吉井 あ、本当。紙を当てるだけで全然違う! すごく明るくなった。
魚住 ズームが使えるなら、なるべくズームを使って望遠側で撮るといいですね。自分が被写体に近づきすぎると歪んじゃうので。
吉井 私、近づきすぎてたんだ。
魚住 あとはストロボを直接当てるときついのでストロボはなしで、暗いときはISO感度を上げること、くらいかな。
吉井 ふむふむ。
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