Windowsエクスペリエンスインデックスは
まだ存在する?
さて、Windowsエクスペリエンスインデックスを覚えているだろうか。Windows 7で登場し、Windows 8.1になったところでSystemから実行できなくなってしまった機能だ。Windowsエクスペリエンスインデックスで使用するWinSAT.exeはWindows 8.1以降にも残っており、コマンドプロンプトやフリーソフトのWIN SCORE SHAREでスコアが計測できた。
Windows 10でも同様にこっそり生存しているのかと思い、WinSAT.exeを実行してみたところ、計測が開始された。ただスコアはうまく表示されない状態になっており、製品版に近づく段階で姿を消してしまいそうである。
長所を伸ばすのではなく、短所を改善して
全体の底上げを図ったWindows 10
ざっと見た限りでは、まだ表面だけ変更された状態であり、Windows 8.xを操作しているユーザーからすると気持ち変わった程度と感じるのではないだろうか。ファイルシステムはどうするのか、Windows Color Systemはそのまま続行なのか、フォントの描画方式も変更ナシなのかなど、あれこれと気になる点が湧いてくる。
Windows 10の登場は2015年内であり、現状のWindows 10テクニカルプレビューにもアップデートが行なわれる可能性もあるので、また2015年初頭くらいにチェックしてみるといいかもしれない。