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高橋暁子の「意外と知らない!? 業界ランキング」 第23回

Microsoft OutlookがOutlook Expressを吸収しつつ拡大中

1位Gmailと2位MSOutlookで6割! メーラーシェア早わかり

2014年10月06日 09時00分更新

文● 高橋暁子

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 『そういえば、あの業界のシェアは結局どこが一番多いんだっけ……?』
 そんな疑問を抱いたことがあるすべてのビジネスマンに捧ぐ連載。仕事でも利用できる業界ランキングや業界地図を私、高橋暁子が手っ取り早く紹介します。

左は平成25年度のコミュニケーション系メディアの平均利用時間(平日)、右は平成24年度のコミュニケーション系メディアの平均利用時間(平日) 「平成25年 メディアの利用時間と情報報道に関する調査<速報>」より抜粋(総務省情報通信政策研究所調べ)

連絡手段はメールからソーシャルメディアに移行傾向

 SNSが流行しているとはいえ、仕事でもプライベートでも必須なのがメールサービス。ビジネスマンなら、メールをしない日はないという人が多いだろう。では、いったいどんなメーラーが使われているのかを見ていこう。

 そもそも、メール自体は、コミュニケーション手段としてどのくらい利用されているのだろうか。総務省情報通信政策研究所の「平成25年 メディアの利用時間と情報報道に関する調査<速報>」によると、平日のコミュニケーション手段毎の平均利用時間は、全体ではメールが26.0分と最も長く、次いで15.5分のソーシャルメディアとなっている。

 また前年度はメールが28.6分、ソーシャルメディアは8.8分であることから、メールは微減、ソーシャルメディアは約2倍へ急増しており、コミュニケーション手段としてソーシャルメディアが急速に普及していることが分かる。

 なお、若年齢層のソーシャルメディアの利用時間を見ると、10代は前年度の26.9分から48.1分に、20代は21.9分から45.1分にそれぞれ倍増。10代20代共にソーシャルメディアの利用がメールを上回っている。特に10代はメールの利用が前年度の47.9分から23.8分と約半分に激減し、ソーシャルメディアの利用がメールの約2倍という逆転現象が起きている。

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