Microsoft OutlookがOutlook Expressを吸収しつつ拡大中
1位Gmailと2位MSOutlookで6割! メーラーシェア早わかり
2014年10月06日 09時00分更新
『そういえば、あの業界のシェアは結局どこが一番多いんだっけ……?』
そんな疑問を抱いたことがあるすべてのビジネスマンに捧ぐ連載。仕事でも利用できる業界ランキングや業界地図を私、高橋暁子が手っ取り早く紹介します。
連絡手段はメールからソーシャルメディアに移行傾向
SNSが流行しているとはいえ、仕事でもプライベートでも必須なのがメールサービス。ビジネスマンなら、メールをしない日はないという人が多いだろう。では、いったいどんなメーラーが使われているのかを見ていこう。
そもそも、メール自体は、コミュニケーション手段としてどのくらい利用されているのだろうか。総務省情報通信政策研究所の「平成25年 メディアの利用時間と情報報道に関する調査<速報>」によると、平日のコミュニケーション手段毎の平均利用時間は、全体ではメールが26.0分と最も長く、次いで15.5分のソーシャルメディアとなっている。
また前年度はメールが28.6分、ソーシャルメディアは8.8分であることから、メールは微減、ソーシャルメディアは約2倍へ急増しており、コミュニケーション手段としてソーシャルメディアが急速に普及していることが分かる。
なお、若年齢層のソーシャルメディアの利用時間を見ると、10代は前年度の26.9分から48.1分に、20代は21.9分から45.1分にそれぞれ倍増。10代20代共にソーシャルメディアの利用がメールを上回っている。特に10代はメールの利用が前年度の47.9分から23.8分と約半分に激減し、ソーシャルメディアの利用がメールの約2倍という逆転現象が起きている。
この連載の記事
-
第61回
ビジネス
SNS・メッセージアプリ共々Facebookが掌握! 国内はLINE・Twitter・FBが3強 -
第60回
ビジネス
ニュースアプリはYahoo!圧勝、世界では「ニュースのスマホ消費」が進む -
第59回
ビジネス
世界のスマホはAndroid優勢だが日本は変わらずiPhone/iOS -
第58回
ビジネス
伸長中のクラウドファンディングはどこまで浸透したのか? -
第57回
ビジネス
すでに単体ではタブレットに数で負けるノート&デスクトップPC -
第56回
ビジネス
2016年の確定申告も接近中! 家計簿アプリをチェック -
第55回
ビジネス
無制限プラン続々廃止! オンラインストレージの今をチェック -
第54回
ビジネス
10代に人気のサービスはLINE、Twitterがツートップ -
第53回
ビジネス
Amazonの圧勝だがそれでも小売業の4%に過ぎない!? -
第52回
ビジネス
収益性が高い日本スマホアプリ市場! DL数7位だが収益は2位 -
第51回
ビジネス
4兆円が動く電子マネーのシェア早わかり~nanaco、SuicaをWAONが追う - この連載の一覧へ