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完成品でも約9万円というお手頃価格とオープンソースが魅力の1台

Arduinoが“純正”3Dプリンターを発表

2014年10月01日 15時41分更新

文● 行正和義

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Arduino Materia 101(Sharebotより)

 電子工作などで人気のマイコンボード「Arduino」を開発・販売するArduino.ccは3Dプリンター「Arduino Materia 101」を発売することを表明した。

 Arduino公式ブログおよびTwitterで9月30日(欧州時間)に公開されたもの。これまでキットなど自作系3Dプリンターで制御装置に採用されることが多かったArduinoだが、Arduino自身が発売する3Dプリンターとしては初となる。

 イタリアの3DプリンターメーカーSHAREBOTとの共同開発で、プリント方式は熱溶融方式。作成できるサイズは140×100×100mm、XY軸精度0.06mm/Z軸精度0.0025mm。本体サイズは約幅310×奥行き330×高さ350mm、重量は約10kg。制御装置にはArduino MEGA2560を搭載、20文字×4行の液晶表示を持つ。

 10月3~5日にローマで開催されるMAKE Faireで初披露される予定。Arduinoストアなどで発売する予定で、価格は完成品が700ユーロ以下、キットであれば600ユーロ以下になるとしている。

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