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センサー情報を中継するM2M/IoTのゲートウェイとして最適

ぷらっとホーム、IoT向け極小サーバー「OpenBlocks IoTファミリ」

2014年09月30日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 9月29日、ぷらっとホームは、IoT(Internet of Things)向けに特化した極小サーバー「OpenBlocks IoTファミリ」を発表した。小型Linuxマイクロサーバー「OpenBlocksシリーズ」の信頼性や性能をそのままに、Wi-FiやBluetoothなどの無線通信のほか、アンテナ内蔵の3G(W-CDMA)通信機能も搭載。RS-485、RS-232C、GPIO、Ethernet等の有線インターフェイスにもオプションケーブルをつなぐことで接続可能となっている。

従来に比べても大幅な体積減を実現したOpenBlocks IoT

 また、既存のOpenBlocksシリーズ製品(OpenBlocks AX3)と比較してわずか8%の体積比を実現。わずか41.6mm(W)×96mm(D)×11.3mm(H)の極小サイズで、従来設置が不可能と思われていた狭小環境での利用も可能となった。ハードウェア面では22nmプロセス技術に基づくインテルのSoC、1GBのRAM、4GBのFLASH ROMが搭載される。また、フルパッケージのLinux(汎用のDebian GNU/Linux)を搭載しており、アプリケーションの実装が容易となっている。

 利用用途としては、各種センサーと上位ネットワークを中継するIoTゲートウェイやエッジサイドで計算能力を提供するフォグコンピューティングや機械学習ノード、多数のセンサーをインターネットへつなぐM2M/IoTルーターなどが想定されているという。なお、出荷開始時期は2015年2月予定。

IoTゲートウェイとしての利用イメージ(同社サイトより抜粋)

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