このページの本文へ

桐島ローランドはガチな自作マニアだった! Haswell-Eのイベントに登壇 

2014年09月27日 23時12分更新

文● ASCII.jp編集部 北村

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 秋葉原ソフマップ本館4階の組立PCパーツエリアにて、Haswell-Eを紹介するイベント「芸術の秋 最新パソコンのススメ!! 2014秋アップデート」が開催された。

「芸術の秋 最新パソコンのススメ!! 2014秋アップデート」で、Haswell-Eについて解説する高橋敏也氏

 セッション1では、テクニカルライターの高橋敏也氏がHaswell-Eプラットフォームについて解説。Haswell-EとX99マザーボードの性能および新機能、DDR4メモリーが必要といった注意点を説明した。

Haswell-Eこと「Core i7-5960X」の性能と、通常のCore i7(Hasewll)との違いを説明。クリエイターに最適なマルチコアCPUであると熱弁

Haswell-E対応マザーであるGIGABYTE「X99-UD7-WIFI」の特徴を解説。性能もさることながら、あらゆるところが「光る!」と強調し、笑いを誘っていた

 セッション2では、フォトグラファーの桐島ローランド氏と、アドビ システムズの古田 正剛氏が、Haswell-Eを使うといかに写真編集が快適に作業できるかを実演した。

桐島氏と古田氏が、Adobe Photoshop LightroomやAdobe After Effects CC 2014を使い、およそ8K解像度のRAW現像や、静止画をつなげて動画のように見せるタイムラプス映像の作成を実演

16秒の4K映像をエンコードするのに、Haswell-Eは約20秒しかかからなかった。桐島氏は、2年前のPCと比べると4分の1の時間で処理が終わると絶賛!

 「なぜ元ファッションモデルでマルチクリエイターの桐島ローランド氏がアキバのイベントに?」と思う人も多いだろうが、実は桐島氏は大の自作PCマニアなのだ。しかもWindows 2.1の頃から自作PCにハマり、i486以降ずっとインテルのCPUでマシンを組んできたという筋金入り。

 フォトグラファーとしての写真編集術はもちろんのこと、どの処理でCPUパワーを使うのか、マルチコアCPUやCUDAを使用したGPUコンピューティングでさらに速度アップといった、コンピューターの知識をフルに活用した写真編集の手順を披露した。

Adobe Photoshop Lightroomで、撮影した画像(写真左)の彩度を上げて夕方のように加工。空の色も鮮やかになっている。桐島氏によるとJPGで撮影した画像は空の色を鮮やかにするのはほぼ不可能。RAWで撮影したからこそ後で編集が可能と、RAWで撮影する重要さを説いた

【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中