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1年後も使われているキュレーションアプリは?

2014年09月29日 09時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)

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 ジャストシステムの調査サービス「Fastask」がニュースキュレーションアプリに関するアンケートを実施した。半年以内に「Gunosy」「Antenna」「SmartNews」いずれかを利用した20~40代の男女740名が対象。

 それぞれの利用者に「1年後も同じニュースキュレーションアプリを利用していると考えられるか」を尋ねたところ、「1年後も使っていると考えられる」と回答したのはSmartNewsが63.5%、Gunosyが49.9%、Antennaが37.8%で、SmartNewsが首位をおさえる結果になったという。

 また「最もニュースを閲覧しやすいアプリ」「最もデザインがきれい・良いアプリ」もそれぞれSmartNewsが選ばれたといい、強さが浮き彫りになった形。Antennaについては女性利用者の59.3%が「キュレーションの内容が自分に合っているから」と回答しており、テーマ特集型の特徴が発揮された結果となっている。

 企業情報サービス・ユーザベースの「NewsPicks」、求人サービス・ウォンテッドリーの「Siori」などが参入し、ニュースアプリの競争は激化している。ハフィントンポストの松浦茂樹元編集長を編成担当、ディッキーズ松岡洋平元副社長をマーケティング担当に起用するなど、SmartNewsは人材強化で競争の勝ち抜きをはかる。

 SmartNewsのリリースは2012年、現在までのダウンロード数は累計400万。2014年秋には北米版のリリースも控え、国内では1000万ダウンロード突破を目指している。


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