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グループ企業の強みを活かして積極展開

エレコム、グループ新加入のJDSなどと共に組込システム市場へ意気込み

2014年09月25日 20時30分更新

文● 花茂未来

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サイネージ用BOX-PC(左)、KIOSK端末装置(中)、POS端末装置(右)、これらはJDSが開発、販売を行なっている

 エレコムは9月24日、エレコムグループの一員となった「日本データシステム(以下JDS)」について、今後はグループ各社と連携しながら、エンベデッド(組み込みシステム)市場に積極的に展開していくと発表した。

 JDSは、今年4月に発行株式のすべてをエレコムが取得し、グループに加わったファブレスメーカー。おもに組み込み用PCやマザーボード、アドオンボードなどの開発や販売を行なっている。

 同社の強みはワンストップオーダーが可能な体制、各種実験を実施可能な設備による高い信頼性にあるとしている。こうしたノウハウを、セミオーダーのカスタムコントローラーを製造するロジテックINAソリューションズ、自社開発による高品質な産業用フラッシュストレージを製造するハギワラソリューションズといったグループ各社との連携のなかで活かしていくとのこと。

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