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ビッグデータのラディウス、59億円調達

2014年09月25日 16時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)/大江戸スタートアップ

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 米サンフランシスコのB2B向けデータ分析サービスのスタートアップ・ラディウス(Radius)が、さらなる成長を目指すシリーズC(レイターステージ)での投資として5470万ドル(約59億円)を調達した。調達した資金の総額は約8000万ドル(約86億円)に上る。

 ラディウスの設立は2009年、基幹事業はビッグデータ分析。同社独自のデータと民間・公共・政府提供の公開情報をもとに、中小企業4000万社以上の500億件を超えるデータを収集・分析し、クラウドで提供する。顧客にはアドビ、ペイパル、アメリカン・エクスプレスなど大手も抱えている。

 ダリアン・シラジ(Darian Shirazi)共同創業者兼CEOはカリフォルニア大学バークレー校をドロップアウトして、17歳で黎明期のFacebookに入社したソフトウエアエンジニア。同氏のブログによれば「現状でのデータと分析は、不正確で未発達な営業取引と、求められる刷新の中間にあると信じている」という。


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