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スタバ日本法人が買収、米本社に990億円で

2014年09月24日 18時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)/大江戸スタートアップ

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 抹茶クリーム フラペチーノが発売されて13年が経った。

 23日、米コーヒーチェーン最大手のスターバックスが、日本法人スターバックスジャパンの子会社化を発表。2回に分け、合計約9億1350万ドル(約990億円)で株式を取得する。買収に伴い、スターバックスジャパンはJASDAQ上場廃止の見通し。

 アパレル・雑貨販売大手サザビーリーグが保有するスターバックスジャパンの約4割の株式を、米本社が買い付ける形。コンビニやファミリーレストランなど競合が多角化する中、別個の公開企業ではなく、資本を一本化することで競争力を強めるねらい。

 スターバックスジャパンの売上高は直近で1256億円、純利益は59億円(いずれも2014年3月期)、店舗数は1000店に迫る。なお15円を予定していた2015年3月期の期末一括配当は見送りの方針。


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