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調剤薬局が開発した電子版お薬手帳

日本調剤、「お薬手帳プラス」サービスを10月1日より開始

2014年09月22日 19時02分更新

文● 行正和義

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日本調剤 お薬手帳プラス 

 全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤は、電子版お薬手帳「日本調剤 お薬手帳プラス」を10月1日より開始する。

 「お薬手帳」は患者の服薬履歴を記録し、飲み合わせや薬の重複状況などのチェック、アレルギー歴や副作用歴の安全性管理に利用されるもの。お薬手帳プラスは、従来のお薬手帳の機能を活かしつつインターネットによる情報サービスが得られる電子版お薬手帳として、日本調剤と医療系ITベンチャー企業メディエイドが開発した。

 サービスに登録すれば日本調剤の調剤薬局に来局するだけで服薬履歴が記録される。その他の薬局でもレシートに記録された電子版お薬手帳対応QRコードを読み込ませれば記録可能。服薬履歴に加えて薬の用法や容量などの情報を確認できるほか、ジェネリック医薬品の有無や差額も知ることができる。

 薬の飲み忘れ防止や通院予定などのカレンダー、服用タイミングを通知するアラーム、体組成や血圧、血糖値などを記録するヘルスケア機能も搭載。NFC通信に対応し、NFC搭載血圧計などからデータを取り込んで管理することも可能。本調剤の薬局へ処方せん画像を送信、店舗検索、年間医療費の通知などの機能も備える。

 アプリはiPhone版、Android版が用意される(パソコンでデータ閲覧が可能なブラウザ版も用意され、10月中旬に運用開始予定)。ダウンロードおよびサービス利用は無料。首都圏および全国主要都市16店舗で運用を開始し、年度内に全店舗に拡大させるという。

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