タムロンは9月22日、遠赤外線域の監視カメラ用レンズとしては業界初となる光学的防振(手ぶれ補正)機能を搭載したレンズ「35-105mm F/1.0(Model: LQZ3X3510V)」を開発したと発表した。
焦点距離35~105mmの光学ズームレンズはF1.0と明るいのが特長。遠赤外線域用レンズとしては業界初となるVC(光学式防振)機構を内蔵し、監視カメラ設置場所によっては画質低下を招く風や地面からの振動を補正して安定した撮影が可能。
監視カメラなどで多く用いられているM34 P0.5スクリュー・マウントに対応。撮像素子としてはVGA解像度(波長17㎛)、QVGA解像度(23.5㎛)の2種類を搭載でき、データ通信はSPI(オプションによりシリアル通信に変換可能)。製品としての出荷時期、価格などは未定。