使い方次第で「お得なプラン」は変わる！
SkyLinkMobileの特徴、そしてスペックや価格などについてはわかっていただけたと思う。次は、どういったシーンでSkyLinkMobileを活用できるかを考えたい。
我が子に持たせる連絡用のスマホに使うなら、通信速度や転送容量は要らず、ほとんどガラケー的に使えればいいから「フリーデータ＋SMS＋VoIP」がちょうどいいだろう。
またはビジネスマンで、昼間は会社から貸与されたスマホを使うことがほとんどだから、私用でスマホを使うことは夜と週末のみ……というなら、「デイリーコース＋VoIP」をチョイス。
VoIPで必要に応じて通話ができるし、移動時に軽くソシャゲーを楽しむぐらいなら十分活用できる（下記の囲み参照）。
自分の使い方を把握したうえで格安SIMのプランを選べば、使い勝手を維持したままランニングコストを抑えることも可能なのだ！
あるいは、音声通話は10年来愛用しているガラケーに任せるとして、スマホではネットとメールさえ使えればいい、というならオプションなし、データ通信のみの「マンスリーコース」でガンガン活用するといいだろう。
――こんな風に、自分の使う状況に合わせてコースとオプションをチョイスできるのがSkyLinkMobileの大きな強みなのだ。
70MB/日のデイリーコースで何ができる？
日常使いでも容量オーバーはなかなか起きそうにない！ ということで積極的にネットを見る筆者であった
デイリーコースのデータ通信容量上限は、1日あたり70MB。でも、70MBって何がどのぐらいできるだろう。何より、自分の使い方でも足りるのか、心配になる人も多いのでは？ そこはエレコムもよくわかっており、公式ページでよく使うアプリなどの通信量が列挙されている。
・メール：300文字程度＝約5kb（キロビット）→1万4000通/日を送受信可能
・ウェブ：ASCII.jpのトップページ＝約50KB（キロバイト）→140回/日を表示可能
・動画：5分のスマホ向けYouTube動画＝約10MB（メガバイト）→7本/日を再生可能
・Twitter：140字でツイート後にリロード＝約91KB→760ツイート/日が可能
・Googleマップ→地図表示後に縮小/拡大を5回繰り返す＝約3.5MB→20回/日操作可能
いかがだろう？ あくまで一例ではあるが、これなら日々それなりにネットを利用する人でも間に合うのではないだろうか。ちなみに、毎日70MB使えるということは、合計すると月に2GBのマンスリーコース以上の通信容量が確保されていることになる。日々の通信容量に上下が少ない人なら、このコースが一押しだ。
2GB/月のマンスリーコースはこんな使い方！
テザリングにも活用できるSkyLinkMobile。いつもはスマホ、たまにノートPCというような人にオススメ
マンスリーコースの場合は、1ヵ月間で2GBという上限がある。少し窮屈に思うかもしれないが、じつはこれ、日によって大容量を使わざるを得ない人向けにぴったりのコースなのだ。
つまり、通信速度150Mbps、最大容量2GBというスペックを、テザリングに利用できるのだ。たとえば、いつもはメールやせいぜいTwitterやFacebookを楽しむ程度だが、月に数回は出先でノートPCをネット接続する機会がある……というな人にオススメ。
現在、モバイルルーターのようなデータ通信端末を持っている人は、月間の利用データ量を調べてみるといい。2GBよりも少なければ乗り換える価値はアリだ。ランニングコストを減らす方策は意外なところに隠れている。
