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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第52回

スマホ史上、最もタフガイな「TORQUE」はやはり頑丈だった!

2014年10月04日 12時00分更新

文● 林 佑樹

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OSに大幅なカスタマイズはナシ

 Android 4.0以降、あまり大きなOSカスタマイズは行なわれていない。それは京セラの場合も同様である。とくにホームはスタンダードで、機種変更しても戸惑わずに使えるだろう。独自機能に目を向けると、ダイレクトボタンの存在がある。本体側面にあるハードキーで、着信応答/終話だけでなく、アプリの割り当ても可能だ。

 また、ロック画面には天気やジャイロのほか、気圧計/高度計も表示可能になっており、アウトドアな人向けの機能には妥協ナシのスタンスがうかがえる。

 さて、OSの挙動だが、CPUは1.2GHz動作のクアッドコアなので、2014年のハイスペックモデルと比較すると速くもなければ遅くもないといった感じ。とはいえ、レスポンス待ちでイラっとすることは少ないので、酷使しないのであれば十分だと感じた。スペックの差を大きく感じるのはウェブブラウズ時だ。ASCII.jpのトップページが表示されきるまで、Wi-Fi環境下で約3秒。Xperia Z2などは1~2秒なので、機種変更前のスマホがハイエンドモデルだと、スペック不足感は否めない。このあたり、許容できるかどうかは個人差なので店頭でのチェックをオススメする。

ホーム画面。オーソドックスなデザイン

アプリ一覧。これも普通

ステータスパネルは2画面構成になっており、通知のみとトルグスイッチのみに分けられている。表示の優先度を決める設定がないのが残念なところ

トルグスイッチに切り替えたところ

設定画面にも独自要素は少ない

ダイレクトボタンの設定画面。アプリなども割り当てできる

ロック画面にはジャイロや天気予報だけでなく、気圧/高度の表示もできる。ロック解除ボタンからはカメラや電話へのショートカットにも対応する


(次ページでは、「カメラの性能をチェックする」)

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