前へ 1 2 3 次へ

第2回 大作3Dゲームを一体型PCで! 「NEXTGEAR-ONE io500」

最強モデルのベンチマーク結果も紹介

23.6型「NEXTGEAR-ONE io500」は液晶も性能も詰め込んだ一体型PCだ

文●高橋量

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

あらゆる作業を快適に行なえる驚異的なパフォーマンス

 続いて、NEXTGEAR-ONE io500のベンチマーク結果を紹介しよう。テストで試用したのは最上位の「プラチナモデル カスタム」で、パーツ構成は以下のとおり。なおベンチマークの結果はスペックによって異なる場合があることを、あらかじめご了承いただきたい。

試用機の主なスペック
CPU Core i7-4700HQ(2.40GHz)
GPU GeForce GTX860M(2GB)
メモリー 16GB
ストレージ 4TB SSD(1TB mSATA SSD×3+1TB SSD、RAID 0)
OS Windows 8.1 Update(64bit)

 Windows 8.1の快適さを表わす「Windowsシステム評価ツール(WinSAT.exe)」の結果(Windowsエクスペリエンスインデックス)では、CPUの性能を表わす「CpuScore(Windowsエクスペリエンスインデックスの「プロセッサ」)」とメモリーのアクセス性能を表わす「MemoryScore(同「メモリ」)が「8.1」、デスクトップの描画性能を表わす「GraphicsScore(同「グラフィックス」)が「5.9」、ゲームプレー次の3D描画性能を表わす「GamingScore(同「ゲーム用グラフィックス」)が「5.7」、ストレージのアクセス性能を表わす「DiskScore(同「プライマリハードディスク」)が「8.8」という結果となった。

「Windowsシステム評価ツール」の結果
CpuScore(プロセッサ) 8.1
MemoryScore(メモリ) 8.1
GraphicsScore(グラフィックス) 5.9
GamingScore(ゲーム用グラフィックス) 5.7
DiskScore(プライマリハードディスク) 8.8

「Windowsシステム評価ツール」の結果

 GeForce GTX860Mを搭載しているにも関わらず、グラフィックス関連のスコアがそれほど伸びていないことがわかる。これは「Windowsシステム評価ツール」が外付けGPUではなく、CPU内蔵のGPUを利用しているためだ。この結果では、特に気にする必要はない。

 CPUとメモリー、ストレージのスコアがすべて8以上で、総合的な性能は非常に高いと言える。ゲームはもちろんのこと、写真の加工や動画編集など負荷の高い作業でも快適に行なえるパワーだ。

 「CrystalDiskMark」を使ったストレージのアクセス速度テストでは、シーケンシャルライトで1571MB/秒と驚異的な結果となった。最新SSDでも単体では500MB/秒なので、実にその3倍だ。実際に利用してみるとシステムやアプリの起動は一瞬で、ファイルのコピーもあっという間。HDD搭載マシンに比べると、異次元の速さだと言える。

「CrystalDiskMark」によるストレージのアクセス速度計測結果

CPUの性能を計測する「CINEBENCH」でも、高い結果が出ている

 日常的な作業の性能を計測する「PCMark 8バージョン2」の「Home conventional 3.0」では、「3183」と高めのスコアが出ている。また総合的なスコアを計測する「PCMark 7」と「PCMark Vantage」でも、かなり高い結果だ。後者のベンチマークについては、ストレージ性能の結果が総合スコアに強く影響しているのだろう。

「PCMark 8バージョン2」の「Home conventional 3.0」ベンチマーク結果

「PCMark 7」ベンチマーク結果

「PCMark Vantage」ベンチマーク結果

普段の作業も快適にできるハイスペックな構成

 今回の検証から、NEXTGEAR-ONE io500は非常に高いパフォーマンスを持つオールインワンPCであることがおわかりいただけたと思う。これだけの性能があればゲームはもちろん、仕事やそのほかの趣味にもストレスなく利用できるだろう。NEXTGEAR-ONE io500はさまざまな用途で活用できる、正真正銘のオールインワンPCだ。

マウスコンピューター/G-Tune
前へ 1 2 3 次へ