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パナの1インチセンサー搭載スマホをチェック! 「フォトキナ 2014」コンデジ編

2014年09月18日 18時00分更新

文● 中山 智

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2年ごとにケルンで開催されるフォトキナ

2年ごとにケルンで開催されるフォトキナ

 ドイツ・ケルンにて現地時間9月16日から開催中の「フォトキナ(photokina)2014」。写真・イメージング分野の業界最大展示会だ。

 会場には世界各国からデジカメメーカーが集まり、最新モデルを展示している。本記事ではレンズ一体形のデジカメ(いわゆるコンパクトデジタルカメラ)をレポートしていこう。

スマホスタイルながら1インチセンサー搭載!
パナソニック「LUMIX DMC-CM1」

ドイツで11月に末に発売予定の「LUMIX DMC-CM1」。価格は899ユーロ(約12万5000円)

ドイツで11月に末に発売予定の「LUMIX DMC-CM1」。価格は899ユーロ(約12万5000円)

 1インチのセンサーに加え、F2.8の28mm単焦点レンズを搭載した高級コンデジだが、OSにAndroid 4.4を採用するスマホスタイルな本機。Wi-FiだけでなくLTEでの通信にも対応し、SIMフリー端末としてリリースされる。

レンズは「LEICA DC Elmarit」。レンズ回りのリングが回転し、絞りや露出などの操作に使える

レンズは「LEICA DC Elmarit」。レンズ回りのリングが回転し、絞りや露出などの操作に使える

背面はフルHDの4.7インチ液晶ディスプレーを搭載。ホーム画面などのUIは素のAndroidに近い印象

背面はフルHDの4.7インチ液晶ディスプレーを搭載。ホーム画面などのUIは素のAndroidに近い印象

カメラアプリはオリジナルのものを開発。操作がレンズ回りのリングと連動している

カメラアプリはオリジナルのものを開発。操作がレンズ回りのリングと連動している

日本での発売は未定だが、日本語ロケールのほか電子表示式の技適マークはあった

日本での発売は未定だが、日本語ロケールのほか電子表示式の技適マークはあった

本体上部にカメラアプリを起動させる専用のスライドボタンがあり、スリープ状態からでも2秒ほどで起動した

本体上部にカメラアプリを起動させる専用のスライドボタンがあり、スリープ状態からでも2秒ほどで起動した

 コンシューマー向けのスマホ事業は撤退したパナソニックだが、スマホを開発する部門は健在で、カメラ部門とのタッグマッチで誕生した製品だ。

フォーサーズサイズの大型センサーを搭載!
パナソニック「LUMIX LX100」

レンズ一体型としては初のフォーサーズサイズセンサーを搭載した「LUMIX LX100」

レンズ一体型としては初のフォーサーズサイズセンサーを搭載した「LUMIX LX100」

 レンズ一体型カメラながら、大型のフォーサーズサイズセンサーを採用し、レンズもF1.7-2.8と明るいハイエンドモデルとなっている。レンズ周りはコントロールリングとなっており、アスペクト比の変更もレンズ回りのスイッチから行なえる。

液晶ディスプレーのほか、約276万画素相当のEVFを搭載

液晶ディスプレーのほか、約276万画素相当のEVFを搭載

ストロボは内蔵しないが、付属のクリップオンストロボをホットシューに着けられる

ストロボは内蔵しないが、付属のクリップオンストロボをホットシューに着けられる

最大望遠までズームした状態。焦点距離は24-75mm

最大望遠までズームした状態。焦点距離は24-75mm

(次ページに続く、「キヤノン&ソニーの新機種展示」)

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