17日、ウェブ広告測定ツールやECプラットフォームを手がけるロックオンが上場。初日は買い注文の膨らみで取引は成立せず。公開価格1300円の2.3倍にあたる2990円の買い気配で取引を終えた。
ロックオンは全国2万店規模(同社調べ)で使われているECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」を主力商品に、導入社数6000社を超える広告効果測定「アドエビス」、リスティング広告マネジメント「アドエビスAutoBid」などを運用。2013年度の売上高は10億9000万円(前年度8億6700万円)、経常利益は7500万円(同3900万円)。
地場は大阪府北区。北米に続き、ベトナムからアジア展開も進める。
「より多くの人に夢と希望を与えたい。その想いは大阪から東京へ、そして海を越えアメリカ、ベトナムへと進出するまでに至りました。今後もその創業時からの想いを胸に、これまで以上に『ロックオンらしく』皆様方のご期待を一歩も二歩も超えられるよう、社員一丸となり邁進し続けて参ります」(同社)