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擬似頭部なしでも人の耳で聴くようなリアルなサウンドを録音

J.TESORI、バイノーラル録音用人工耳マイクを発売

2014年09月17日 16時54分更新

文● 行正和義

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3Dio「Free Space Pro」

 J.TESORI(ジェイテゾーリ)は米3Dio製3D録音マイク「Free Space Pro」を9月1日よりオンラインサイト「耳マイクドットコム」で販売している。

 人の耳で聴くような音響をそのままに録音できるバイノーラルマイクで、CTスキャナーデータに基づいてシリコンラバーで製作された疑似耳介には高性能のコンデンサーマイクが耳道に埋め込まれている。

GoProなどのアクションカメラと組み合わせることで持ち歩くようなシーンでも人間の聴覚に近い音響で収録できる

 バイノーラル録音には耳だけでなく擬似頭部(ダミーヘッド)も用いられることが多いが、CD大の円盤を疑似耳介の周りに配置することで頭部なしで人間の聴覚に近い音響で録音できる。コンデンサーマイク用バッテリーを筐体内に内蔵し、ミキサーなどの機器を介さずポータブルレコーダーなどですぐに録音が可能など、小型軽量で取り回しがしやすいのが特長。

オプションとしてバランス型XLR出力や、風の音を低減する風防も用意される

 本体サイズは幅190×高さ110×奥行き110mm、重量は680g。出力は3.5mmステレオミニジャック。マウント部はカメラホットシューに対応する。価格は7万200円、オプションとしてバランス型XLR出力(3万7800円)、風防(5400円)、グリップハンドル(5400円)などが用意される。

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