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新筐体のワークステーションも

なぜかAndroid搭載の4Kディスプレー「ThinkVision 28」など新製品

2014年09月17日 15時16分更新

文● ASCII.jp編集部

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 レノボ・ジャパンは9月17日、4K液晶ディスプレーにAndroidをインストールしたスマートモニター「ThinkVision 28」と、ワークステーション「ThinkStation P500」を発表した。

Androidまで搭載したThinkブランドのディスプレー

 ThinkVision 28は28型4K解像度(3840×2160ドット)/10点マルチタッチ対応のディスプレーにNVIDIAのTegra K1プロセッサーやAndroid 4.4などを搭載した新コンセプトのディスプレー。

ThinkVision 28

 単体でディスプレーとして利用できるほか、動画や音楽などAndroid向けのコンテンツを楽しめる。また店舗やイベント会場などに設置するデジタルサイネージ的な活用も可能だ。

 本体には3系統のHDMIや1系統のDisplayportを装備。デスクトップPCやノートのサブモニターとしても活用できる。輝度は300cd/m2。応答速度は5ms。本体にはUSB 3.0×2、USB 2.0×2、Micro-USB 3.0×1、フルHD対応カメラ、5W+5Wのスピーカーなどを搭載。ほかにGigabit EthernetやIEEE 802.11a/b/g/n対応の無線LAN、Bluetooth 4.0などの通信機能を持つ。またMiracastに対応する点も特徴だ。

 本体サイズは幅681.9×奥行き259.5×高さ502.8mmで、重量は11kg。販売価格は14万円台半ばになる見込み。出荷開始は9月26日。

ThinkVision Pro 2820 Wide

 また28型のMVAパネルを採用したハイエンドディスプレー「ThinkVision Pro 2820 Wide」も投入。解像度は1920×1080ドット。輝度は300cd/m2。応答速度は5ms。縦横のピボット回転機構も備える。入力端子はMHL対応のHDMI端子が1系統、アナログRGB入力が1系統、DisplayPortが1系統。USB 3.0×4のハブ機能も備える。

 本体サイズは幅665.9×奥行き289.95×高さ443.25mmで、重量は8.11kg。実売価格は4万円台後半になる見込み。出荷開始は9月26日。

新筐体採用のワークステーションも

 ThinkStation P500は、メインストリーム向けのスリムデスクトップ。ThinkStation S30の後継機的な位置づけで、外観や内部構造を一新している。CPUはXeon E5-1600 v3やXeon E5-2600 v3に対応。最大256GB(8枚)のDDR4メモリーを搭載可能だという。

ThinkStation P500

 ツールレス筐体には最大10基のSSDまたはHDDを収納できる(2.5インチドライブ使用時)。さらに最大256GBのM.2 SSDも搭載でき、RAIDなど柔軟な構成が選べる。5インチベイには光学式ドライブに加えて、29種類のメディアに対応するカードリーダーや、eSATAポート、IEEE1394などから必要なものを選んで搭載できる仕組みとなっている(同社ではFlex Bay/Flex Moduleアーキテクチャと呼ぶ)。

 多彩なGPUの選択に加え、電源容量などカスタマイズができるなど、ワークステーションということで構成も柔軟。詳細はレノボ・ジャパンの製品情報サイト(関連サイト)を参考にしてほしい。

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