最大18コア、“Haswell-EP”世代のXeon E5-2600 v3が登場! 第6回
Express5800とiStorageでデザインやユーザーインターフェイスを統一
デザインも一新!NEC、I/O性能を向上させた新サーバ5機種
2014年09月17日 11時30分更新
NECは、IAサーバ「Express5800シリーズ」において、最新のインテルXeonプロセッサーを採用したラックサーバ3機種、ブレードサーバ1機種、モジュラーサーバ1機種の合計5機種を9月17日より販売開始する。
新製品では最大18コアのインテル Xeonプロセッサー E5-2600v3製品ファミリーをラック・ブレード・モジュラーの各サーバ形状で採用。処理性能を従来機比で最大約40%向上させた。メモリは最新規格であるDDR4に対応し、処理性能を従来比14%向上。CPUやメモリで処理したデータをRAIDコントローラからHDDやSSDに転送する速度も従来に比べ、最大約40%高速化したという。
また、仮想サーバの集約率アップに対応するI/O性能の向上を目的に、LANポートの搭載数増加や、幅広い通信規格への対応を実現。ラックサーバ「Express5800/R120f-1M」「同/R120f-2M」では、従来比2倍の4つのLANポートを1000BASE-T、1000BASE-T+10GBASE-SFP+、10GBASE-Tの3種類から選択し、標準搭載することが可能になった。また、ブレードサーバ「同/B120f」では10GBASE-T対応2ポートの標準搭載に加え、最大6ポートの拡張が可能。最大構成の場合8ポート、80Gbpsのネットワーク帯域を確保できるという。
さらにモジュラーサーバ「同/E120f-M」では、従来比2倍となる4つのLANポートを標準搭載。また、高密度設計ながら2つのPCIスロットを確保し、低遅延なデータ転送を実現するInfiniband接続ボードや高スループットを実現するPCIe SSDアダプタなどを搭載することが可能になり、柔軟なシステム構成が実現するという。
今回は、操作性や視認性を向上させ、誤操作を防止すべく筐体のデザインも刷新。IAサーバブランド「Express5800シリーズ」とストレージブランド「iStorageシリーズ」において、ホットスワップ部分の配色統一、装置情報の前面表示、単色LEDの採用、LED配置順序、アイコンのデザイン統一などデザインやユーザーインターフェイスの共通化を図った。これらのデザインを適用した製品は順次出荷されるという。
価格は2WayラックサーバのExpress5800/R120f-1Mが54万3000円~、Express5800/R120f-2Mが58万7000円~、4WayラックサーバのExpress5800/R140e-4が134万円~。ブレードサーバのExpress5800/B120fが38万4000円~、モジュールサーバのExpress5800/E120f-Mが33万円~となっている。
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