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最新CPU搭載で長時間駆動を実現、キーボードも使いやすい2in1

2in1でわずか約745gのレッツノートは、実力も伊達じゃない

2014年10月03日 11時00分更新

文● 石井英男、写真●篠原孝志(パシャ)

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レッツノートらしく吟味されたユーティリティ


 タッチパッドは、パッドと左右クリックボタンが独立したタイプであり、こちらも操作しやすい。最近は、パッドとクリックボタンが一体化した製品が主流だが、慣れないとドラッグ&ドロップ操作などがしづらく、操作ミスも多い。左右クリックボタンの間には、HOLDボタンが用意されており、ワンタッチでパッドの有効/無効を切り替えることができるのも便利だ。

 HOLDボタンの機能も拡張されている。HOLDボタンを入れた際に、タッチパッドやキーボードだけでなく、タッチパネルも無効化できるようになった。

 設定は「HOLDモード設定ユーティリティ」によって変更可能。液晶を回転させ、ラップトップモード/タブレットモードを行き来する際に不用意にキーボードやタッチパネルに触れて誤動作してしまうのを防げるほか、キーボード操作主体のラップトップモードでは「常にタッチパネルを無効化する」設定も選べる。もちろんタブレットモードからラップトップモードに戻った際に、自動的にHOLDモードを解除できる。

 このあたりも、レッツノートシリーズらしいユーザーへの気配りが感じられる。

HOLDモード設定ユーティリティでは、HOLDボタンの機能やラップトップモードでの自動無効化機能などを設定できる。

 さらに、レッツノート RZ4では、新たにタッチパッド誤操作防止ユーティリティが搭載されている。これは、キーボードでの入力時に、うっかり手のひらなどがタッチパッドに触れても、カーソルが移動しないようにするためのもので、キー入力中のタッチパッドの一部を無効にすることができる。

 具体的には、ユーティリティの画面で水色に表示されている二等辺三角形の部分に触ると、タッチパッド全体が有効になるが、それ以外の部分に最初に触っても、タッチパッドは動作しない。この三角形の大きさは自由に調整できる。タッチパッドの操作を終了したら、約2秒後には再び誤操作防止機能が有効になる。キー入力中に、意図せずタッチパッドに触れてしまい、カーソルが勝手に移動してしまった経験をお持ちの方も多いだろうが、誤操作防止ユーティリティにより、そうした操作ミスを防ぐことが可能だ。

タッチパッド誤操作防止ユーティリティでは、タッチパッドを有効化する領域などを自由に設定できる。

「タッチパッド誤操作防止ユーティリティ」で指の触れやすい左上・右上の部分を無効化できる。中央に触れるとまた動作するので、操作感を損なわない。プレゼン時に便利な「画面共有アシストユーティリティ」では、画面の見せたい部分だけを拡大して、プロジェクターに出せる。

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