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最新CPU搭載で長時間駆動を実現、キーボードも使いやすい2in1

2in1でわずか約745gのレッツノートは、実力も伊達じゃない

2014年10月03日 11時00分更新

文● 石井英男、写真●篠原孝志(パシャ)

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最新Core Mと高速SSDでタブレットはもちろん
ハイスペックノートにも迫る性能


 レッツノート RZ4は、最新のCore Mを搭載した2in1 PCであり、その性能も気になるところだ。そこで、いくつかのベンチマークテストを行ってみた。

PCMark 7の結果

 総合テストの「PCMark 7」の結果は、画面に示したとおりで、総合値のPCMark scoreは「3943」という結果になった。Core i5-4310Uを搭載したレッツノート MX3のスコアが4900程度なので、基本動作クロックが0.8GHzであることを考えると(Core i5-4310Uの基本動作クロックは2GHz)、Core Mのクロックあたりの性能はかなり高いといえる。

 ちなみに、Bay Trail-T搭載のWindowsタブレットの場合、PCMark scoreは2500程度であり、Core MのパフォーマンスはBay Trail-Tよりも数段上だ。Bay Trail-T搭載機でもWindows 8.1は快適に動作するが、レッツノート RZ4ならさらに快適だ。「PCMark 8」も計測してみたが、こちらも傾向はPCMark 7と同様であり、Bay Trail-TとCore i5の間のスコアであった。

PCMark 8の結果。Core Mの性能は同一クロックであればBay Trail-Tの性能を大きく上回り、Core i5に迫る。

 また、「CrystalDiskMark 3.0.3」を利用して、SSDの転送速度を測ったところ、シーケンシャルリードは528.1MB/sと非常に高速であった。シーケンシャルライトはリードの約半分の262.2MB/sであったが、こちらもストレージにeMMCを採用したWindows 8.1タブレットに比べると格段に速い。

CrystalDiskMark 3.0.3の結果


しっかりとした打鍵感があるキーボードは1.5mmのストロークを確保


 レッツノート RZ4は、キーボードやタッチパッドの使いやすさにもこだわっている。10.1型液晶搭載のコンパクトモバイルなので筐体の横幅は狭いが、キーボードの横キーピッチは16.8mmと十分に確保されている。

キーボードの扱いやすさは特徴のひとつだ。レイアウトは標準的で、横キーピッチは16.8mmと十分に確保されている。ストロークも1.5mmあり、しっかりした打鍵感がある。カーソルキーが1段分下がっているので、押し間違いを防げる

 キートップは葉のような形をしたリーフキーで、キーの押し間違いを減らしている。また、レッツノート AXシリーズのキーボードは、キーストロークが1.2mmとやや浅かったが、レッツノート RZ4では、キーストロークが1.5mmとなり、打鍵感が向上している。さらに、右下のカーソルキーが1段分下がって配置されるようになり、カーソルキーの押し間違いが減り、より快適に利用できるようになった。

ストロークが1.5mmと深いキーボードは大きな特徴。カーソルキー部分が独立するなど配列にも配慮している。キーピッチは横方向が16.8mm、縦方向が14.2mm。

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