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新興国向けの「Android One」スマホがインド登場、約1万1000円

2014年09月16日 18時00分更新

文● 末岡洋子

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 新興国向けの廉価な端末に適した、Androidプラットフォーム「Android One」搭載の初のスマートフォンが9月15日、インドで登場した。

インドMicromaxの「Canvas A1」。ミドルクラスのスマホが1万円強

 Android OneはGoogleが6月に開催した自社イベント「Google I/0」で発表されたAndroidのバージョン。Android 4.4(KitKat)をベースとし、音声コマンド、Google設計インターフェースなどの機能を持つ。

 共通のリファレンスデザインを利用して、ハードウェアメーカーは低コストでハードウェアを作成できる。リファレンスデザインはクアッドコアプロセッサ、microSDカードスロット、デュアルSIMカード、取り外し可能なバッテリー、背面とフロントのカメラなどの特徴を持ち、高性能を低価格で実現できるとしている。

リファレンスデザインを用いることで、コストをおさえる

 またOSは遠隔からアップデートを行なうことで、最新のものを利用できる。アプリは、Google製アプリのほか、Google Playからも入手可能。新興国市場はMozillaの「Firefox OS」なども狙っているが、Android OneはGoogle製アプリと高性能ハードウェアで差別化を図る。

 初のAndroid OneスマホはインドのMicromax(「Canvas A1」)、Karbonn(「Sparkle V」)、SPICE(「Dream Uno」)の3社から提供される。共通スペックとして、4.5型ディスプレー、1GBメモリー、5メガピクセルのメインカメラと2メガピクセルのフロントカメラを持ち、MediaTek製クアッドコアプロセッサを搭載する。Android 4.4.4を搭載し、GSM/W-CDMAに加えてWi-Fi、Bluetooth、A-GPSにも対応する。価格は6399ルピー(約1万1200円)から。

 ユーザーのデータ通信コストを抑えるため、地元オペレーターのAirtelのSIMユーザーは、最初の6ヵ月間はAndroidアップデートのためのダウンロードを無料で利用できるという。また、Google Playからのアプリダウンロードについては200MB分が無料になるという。

 インド市場向けのアプリとして、鉄道予約、クリケットの試合結果がGoogle Nowに表示されるほか、一度閲覧した動画をデータ通信料金なしに再度閲覧できる”オフラインYouTube”を用意した。FMラジオも搭載する。

 インド市場では、8月にMozillaがIntex TechnologiesとSPICEの2社とともにFirefox OSスマホをローンチしている。こちらは価格は33ドルからである(関連記事)。

 Googleは合わせて、パートナーにパナソニック、HTC、Acer、Lenovoなどが参加したことを発表した。Android/Chrome開発トップを務めるGoogleのSundar Pichai氏は、「間もなく追加の展開国とパートナーを発表する」と語っている。


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