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日本のITを変える「AWS侍」に聞く第6回

JAWS-UG札幌から生まれた人脈で1次産業のIT化にチャレンジ

介護とリモート勤務、次は牛?波瀾万丈な田名辺さんの半生

2014年09月17日 09時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp 写真●曽根田元

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JAWS-UG札幌で培った人脈がその後も活きる

 こうした経緯を持つ田名辺さんとJAWS-UGの関わりは古く、東京のJAWS-UG1回目ではすでに登壇していたという。「LTを見ていたADSJの小島さんから声をかけてもらって、その後イベントではユーストの担当になった。私みたいに印刷業界の人がIT業界の人と交流しようと思ったら、やはりコミュニティがとても重要」と語る。

 引っ越しの時に大きな心の支えになったのも、JAWS-UGだった。「震災前、里帰りついでにJAWS-UGの札幌支部の立ち上げの手伝いをし、そこから札幌の人脈が改めてできた」とのことで、札幌に戻ってくるきっかけにもなったという。

「JAWS-UG札幌を立ち上げるのをきっかけに、札幌での人脈ができました」

 現在、田名辺さんはJAWS-UG札幌のメンバーとして、勉強会やイベントを積極的に推進している。札幌はスマホ系の開発者が増加している一方、システム構築は東京の会社の支社として請け負うところが多い印象だという。JAWS-UGは東京や大阪、福岡と並んで古い支部だけに、ややメンバーが固定されている嫌いはあるが、クラウドへの関心とともにイベントの参加も増えているという。

1次産業のIT化へ!田名辺さんのチャレンジは進む

 そして、このJAWS-UGの人脈を元に、田名辺さんは次のステージへ進んでいる。実は田名辺さんは、13年勤めた欧文印刷を8月に退社し、帯広のベンチャーであるファームノートに転職したのだ。「ファームノートは、一言でいえば、酪農・畜産クラウド。牛の健康や出荷、種付けなどをすべてスマホで管理するもの」とのことで、一次産業のIT化にチャレンジする。まだまだβ版だが、「農家も普通にスマホを使うし、酪農はけっこうIT化が進んでいる。一次産業のITブームが来ると思うので、これからは紙じゃなくて牛(笑)」とのこと。今後の活躍に期待したい。

 なお、現在ファームノートではエンジニアを絶賛募集中だ、ということなので、我こそは、と思うエンジニアの方、一度問い合わせてみていはいかがだろうか? 

おまけ:北海道はでっかいどう!

今回は札幌市内にある田名辺さんのご自宅にお邪魔しました。取材時はカラッとしてすごく過ごしやすかったですが、冬はさすがに相当寒いようです。

家も広い上に、お庭が素晴らしく、東京人のオオタニにとってはちょっとうらやましい限り
冒頭の撮影場所は近所の家庭菜園。近所のプロがいろいろ教えてくれるそうです

 取材ありがとうございました!次回以降も、オオタニがあなたの町のJAWS-UGの人を直撃します。


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