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フェイスブック、新たな「自己消滅型投稿」をテスト中

2014年09月16日 12時30分更新

文● Selena Larson via ReadWrite

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投稿の消滅タイミングを設定できるようだ

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フェイスブックはよほどSnapchatが羨ましいのだろう。

大手ソーシャル・ネットワークのフェイスブックは、近いうちに自己消滅型の投稿を可能にするかもしれない。これはユーザーが自分の投稿の有効期限を、投稿されてから最大で7日間までに設定できるというものだ。フェイスブックは現在、新たな「短期的な(ephemeral)」機能テストしているという。これはSnapchatでスナップと呼ばれる写真や動画の閲覧時間を設定できるのに似ており、この機能によってユーザーは自分の投稿を永久に残さないようにすることが可能となる。

「我々は、現在iOS版のFacebook上でパイロット版をつかって小規模なテストを行っており、これによってユーザーは自分の投稿の削除タイミングを前もって設定することができます」とフェイスブックのスポークスマンはReadWriteに語っている。

ツイッター上で共有されているスクリーンショットによると、最初のテストではユーザーは自己消滅のタイミングを1時間から7日間の範囲から選択可能になっている。

これはフェイスブックによる、人気のメッセージ・サービスSnapchatから機能を拝借しようという最新の試みとなる。同社はすでに自社のメッセージアプリ「Slingshot」でこれを行っているが、今のところほとんど成功していない。

関連記事:フェイスブック、新たなSnapchat対抗アプリ「Slingshot」を近くリリース予定

自分のフェイスブック・ページから投稿が削除されたからといって、フェイスブックのサーバー上からもそれが直ちに削除されるとは限らないことは覚えておいたほうがいいだろう。ユーザーが手動で投稿を削除したのと同様、自己消滅型の投稿についてもフェイスブックのオフライン・バックアップとログからは最大90日間は消えることはないだろう。

トップ画像提供:Marco Paköeningrat

Selena Larson
[原文]


※本記事はReadWrite Japanからの転載です。転載元はこちら


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