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最新パーツ性能チェック ― 第166回

5820Kも魅力的! Haswell-Eの買いどころをチェック

2014年09月13日 15時00分更新

文● 藤田 忠

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 Core i7シリーズでは初となる8コア/16スレッドの「Core i7-5960X」に、6コア/12スレッドの「Core i7-5930K」。6コア/12スレッドやL3キャッシュの容量は、そのままにサポートされるPCI Express3.0レーン数が40から28レーンになっている「Core i7-5820K」の3モデルが登場した“Haswell-E”こと、新型Core i7シリーズ。

「Core i7-5960X」

 久しぶりに登場したハイエンドCPUとあって、今のところ最上位モデルの「Core i7-5960X」がダントツ人気。ただ、価格は12万円オーバーとLGA1150向けCPUの鉄板モデル「Core i7-4790K」に、ゲームがサクサク動作するミドルハイビデオカード、最新SSDなどを組み合わせたハイスペックなPCを余裕で1台組める価格になっている。

ハイエンドCPUならではの価格になっているHaswell-E

 しか~し、「最新のハイエンドクラスCPUに新規格のDDR4メモリーで組んでみたい!!」と思うのがPC自作魂。そこでASCII.jp編集部が注目したのが、6コア/12スレッドながら、「Core i7-4790K」に1万円プラスすれば購入できる「Core i7-5820K」だ。実際、ショップ店員の注目度も高く、「6コア/12スレッドのPCが、Core i7-4790Kの構成に2~3万円プラスすれば組めるのでおもしろそう」という声が多かったりする。

 というわけで、今回は最上位の「Core i7-5960X」に加えて、注目度大の「Core i7-5820K」を用意。前世代ハイエンドCPUとなるIvy Bridge-Eの「Core i7-4960X」、「Core i7-4930K」。そしてLGA1150の「Core i7-4790K」と比較してみた。

Haswell-E比較表
モデルナンバー Core i7-5960X Core i7-5930K Core i7-5820K
開発コードネーム Haswell-E
対応ソケット LGA2011-v3
対応ソケット 22nm
CPUコア数 8 6 6
スレッド数 16 12 12
動作クロック 3GHz 3.5GHz 3.3GHz
ターボブースト時最大 3.5GHz 3.7GHz 3.6GHz
3次キャッシュ容量 20MB 15MB 15MB
対応メモリー DDR4 2133MHz
TDP 140W
旧モデル比較表
モデルナンバー Core i7-4960X Core i7-4930K Core i7-4820K Core i7-4790K
開発コードネーム Ivy Bridge-E Devil's Canyon
対応ソケット LGA2011 LGA1150
対応ソケット 22nm 22nm
CPUコア数 6 6 4 4
スレッド数 12 12 8 8
動作クロック 3.6GHz 3.4GHz 3.7GHz 4GHz
ターボブースト時最大 4GHz 3.9GHz 3.9GHz 4.4GHz
3次キャッシュ容量 20MB 15MB 15MB 8MB
対応メモリー DDR3 1866MHz DDR3 1600MHz
TDP 130W 88W

3つのプラットフォームでテストを実施

 CPU以外のテスト環境はマザーボードとメモリーの規格とクロックがプラットフォームで若干違うが、そのほかは統一。CPUクーラーはHaswell-E向けのインテル純正クーラーもあるが、横並びでCPU温度を比較できるように、サイドフロー型の鉄板クーラーENERMAX「ETS-T40-TB」を使用している。

テスト環境
プラットフォーム LGA2011v3 LGA2011 LGA1150
CPU Core i7-5960X Extreme Edition
(3GHz/TB時3.5GHz)
Core i7-5820K
(3.3GHz/TB時3.6GHz)
Core i7-4960X Extreme Edition
(3.6GHz/TB時4GHz)
Core i7-4930K
(3.4GHz/TB時3.9GHz)
Core i7-4790K
(4GHz/TB時4.4GHz)
マザーボード ASUS「X99-DELUXE」
(Intel X99 Express)
ASUS「Rampage IV Extreme」
(Intel X79 Express)
ASRok「Z97 Extreme4」
(Intel Z97 Express)
メモリー PC4-17066 4GB×4 PC3-12800 4GB×4 PC3-12800 8GB×2
ビデオカード GeForce GTX 760 GDDR5 2GB
SSD CFD販売「CSSD-S6T256NHG5Q」(256GB)
電源ユニット Seasonic「SS-750KM」(750W/80PLUS GOLD)
OS Windows8.1 Pro(64ビット)
LGA2011v3プラットフォームには、ASUS独自のCPUソケット「OC Socket」を搭載した「X99-DELUXE」を使用ソケット形状自体は同じだが、LGA2011v3よりもピン数が多く、通常より高いCPUコア電圧を設定できる。さらにメモリー電圧は逆に低電圧での高クロック動作を実現可能に
メモリーはDDR4-2133(PC4-17066)の容量4GBを4枚使用してクアッドチェンネル動作にしている
CPUクーラーはサイドフロー型のENERMAX「ETS-T40-TB」をチョイス。TDP200W対応と、TDP140WのHaswell-Eも余裕で冷却

→次のページヘ続く (CPUの性能をベンチで計測

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