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楽天、米国ネット通販のEbates社を買収

2014年09月11日 01時10分更新

記事提供:通販通信

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 楽天は9月9日、米国の会員制オンライン・キャッシュバック・サイトを展開するEbates Inc.を買収すると発表した。

 1999年に設立されたEbates社は、会員制オンライン・キャッシュバック・サイトを展開し、小売店のEC事業を牽引するプラットフォームを擁している。そのネットワークは、主要な専業ECサイト、ECに注力するリアル小売店、オンライン旅行代理店など、様々な業種や商品カテゴリー2600以上。ロイヤリティーの高い250万のアクティブ会員を有して、会員当たりの購入額も拡大しており、2013年度決算では流通総額22億ドル、売上収益1億7000万ドル、営業利益1367万ドルを計上した。

 楽天グループでは、2005年のLinkShare社の買収以降、ECや広告ビジネス、関連領域において米国事業を拡大。Ebates社を買収することで、ニッチな商品からブランド品までの品ぞろえの提供を目指す。消費者は、多種多様な提携サイト上にある商品を「Ebates」経由で購入することで、ポイント還元やキャッシュ・バックを受けられるようになる。

 なお、楽天はEbates社の発行済株式の100%を、約10億米ドルの現金を対価として取得する。

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