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情報漏えい事件を受け、データベースを保守・運用

ラックとベネッセHDがデータ管理の合弁会社設立へ

2014年09月11日 09時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 9月10日、ベネッセホールディングス(ベネッセHD)とラックは、ベネッセHDならびにその子会社および関連会社のシステム運用・保守およびデータ運用について、合弁会社を設立することに関し、基本合意に至った。

 同日、ベネッセHDは、委託先の元社員によって売却された個人情報が約3504万件分(実件数は2895万件)に上ることを発表。事件の背景にデータベースの運用・管理体制の不備があったと指摘し、情報セキュリティの専門会社であるラックによる外部監査を実施。さらに今回の合弁会社の設立によって世界でも有数のセキュリティレベルの保守・運用体制を構築することを目指し、ベネッセHDならびにその子会社および関連会社のシステム運用・保守およびデータ運用を行なう。

 出資比率は、ベネッセHD70%、ラック30%を予定。代表取締役社長はベネッセHD指名の者を選任し、ラックは少なくとも1名の取締役を 指名する権限を持つ。合弁会社の名称や本社所在地、代表者の役職・氏名、資本金、設立年月日については、今後協議して決定するという。

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