簡単に買えてすぐ使える格安SIM。APNの設定が苦にならず、お店が近い人なら思いついてから1時間も経たないうちに開通させることも可能だ。
眠っているスマートフォンを復活させたいと思い、つい、格安SIMが何枚も持ってしまった人もいるはずだ。そこで、今回は増え過ぎてしまった格安SIMを整理してみようと思う。
解約手続はネットでOK
筆者はこの連載をやっているうちに格安SIMが増えてしまった。もちろん、これからも契約したいサービスが登場してくるし、新しくていいサービスがあれば買足しや乗り換えも当然あるので、これからも当然増える。
すでに2つほど新サービスで申し込みたいものがある。また、衝動買いのような形で開通させてしまったSIMもあるので、使う機会がなく、必要がなければ整理することも必要だ。
そこで、筆者が契約していてあまり使ってないサービスのIIJmio高速モバイル/DサービスとOCN モバイル ONEを解約してみたい。これらは決してサービスに不満で解約するのではなく、単にIIJmioの音声付きサービスに契約したり、ほかのサービスが増えてしまい、相対的に利用機会が減ってしまったからだ。
格安SIMは料金を重視しているサービスのため、使わないのに料金を払うのは格安SIMのあるべき姿と矛盾する。
解約方法を調べてみると、どちらもネットで簡単にできる。IIJmioとOCNともに解約は月単位なので、できれば月末までしっかり使って解約というほうがお得だろう。
幸いなことに、どちらも手続き時に月末を指定して解約手続きができるので、月のはじめに手続きしても損をすることはない。
もし、解約手続時に即回線が止まってしまうようなほかのサービスの場合、月末手続を狙うばかりに解約し忘れるということもある。筆者も月末に解約すべきサービスの手続きを先延ばしにしていて、手続を忘れた経験は何度もある。
IIJmio高速モバイル/Dサービスの解約
実際の解約方法だが、IIJmioの場合はIIJmioのウェブサイトからmioIDでログインし、契約情報を確認。「お客様情報」から「サービスのご解約」を選んで手続きする。
IIJmioで複数の格安SIMを持っている場合は、解約するサービスを間違わないように注意したい。筆者の場合は先日開通した音声付きと、別に使っているSIMがあるが、サービス番号や電話番号を最初に確認しておかないと間違えやすいので注意しよう。
手続きの途中、さまざまな注意や案内があるが、一応目を通しておく。今回のように使っていないから解約するならあまり問題はないが、何か不満があって解約する場合では、もしかしたら解約せずに問題が解決する可能性もあるからだ。
また、音声付きの場合は解約時期によっては「音声通話機能解除調定金」が発生するが、その場合は途中で費用も表示されるので見逃さないようにしたい。
IIJmio高速モバイル/Dサービスは、いつ手続きをしても解約日は手続きをした月の月末となる。月末までサービスを使えるのはありがたい。
次ページへ続く、「OCN モバイル ONEの解約方法」
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