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秋の風景を撮るのに適したデジカメはコレだ! 第3回

動く被写体を撮るなら……デジイチ or ミラーレス一眼!?

2014年09月11日 12時00分更新

文● 周防克弥

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「ファストハイブリッドAF」で高速AFを実現!
ソニー「α6000」

ソニー「α6000」

ソニー「α6000」

 2014年3月に発売されたばかりの最新ミラーレス一眼。16-50mm F3.5-5.6と55-210mm F4.5-6.3の2本のレンズが付属する「ダブルズームキット」が8万円代半ばで購入可能だ。

 撮像素子はAPS-Cサイズで有効画素数は約2430万画素。位相差検出方式とコントラスト検出方式の2つを搭載する「ファストハイブリッドAF」が特徴だ。

 コントラスト検出方式は撮像素子をそのまま流用するので、専用のセンサーは持たず画面内のどこでもピント位置の検出が可能だが、位相差検出方式は専用のセンサーが必要で、適切に配置する必要がある。

 その位相差検出用のAFセンサーは実に179点もあり、画面内のほぼ全域をカバーしている。

 連写速度は秒間11コマと高速。ライブビューやEVFでは撮影中に画角を確認しながら(多少はコマ落ちする場合もあるが)の連写が可能なので、動いている被写体を追いかけるのも難しくない。

ほどよい大きさのグリップ。操作しやすい位置にコマンドダイヤルが備わっている点も○。コンパクトながらストロボも完備

ほどよい大きさのグリップ。操作しやすい位置にコマンドダイヤルが備わっている点も○。コンパクトながらストロボも完備

右上のコマンドダイヤルのほか、背面にはホイールリングがあり、マニュアル的操作がしやすい。ボタンのカスタマイズ性が高く、任意に割り当てを変更可能だ。液晶は3型(約92万画素)

右上のコマンドダイヤルのほか、背面にはホイールリングがあり、マニュアル的操作がしやすい。ボタンのカスタマイズ性が高く、任意に割り当てを変更可能だ。液晶は3型(約92万画素)

 本体サイズは幅120×奥行45.1×高さ66.9mmとコンパクトで、バッテリーとメディア込みの重量も約344gと比較的軽量だ。

感度別撮影サンプル

ISO 100

ISO 100

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

ISO 6400

ISO 6400

ISO 12800

ISO 12800

ISO 25600

ISO 25600

 撮影サンプルを見てみると、ノイズはISO 800くらいから出はじめているが、目立つのはISO 3200を越えてから。それでもノイズや偽色は少ない。最高感度ではディテールへの影響もあるが、ノイズリダクションの効き具合もいい感じとなっている。

(次ページに続く、「キヤノン「EOS Kiss X7」&「EOS 70D」」)

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