「ファストハイブリッドAF」で高速AFを実現!
ソニー「α6000」
2014年3月に発売されたばかりの最新ミラーレス一眼。16-50mm F3.5-5.6と55-210mm F4.5-6.3の2本のレンズが付属する「ダブルズームキット」が8万円代半ばで購入可能だ。
撮像素子はAPS-Cサイズで有効画素数は約2430万画素。位相差検出方式とコントラスト検出方式の2つを搭載する「ファストハイブリッドAF」が特徴だ。
コントラスト検出方式は撮像素子をそのまま流用するので、専用のセンサーは持たず画面内のどこでもピント位置の検出が可能だが、位相差検出方式は専用のセンサーが必要で、適切に配置する必要がある。
その位相差検出用のAFセンサーは実に179点もあり、画面内のほぼ全域をカバーしている。
連写速度は秒間11コマと高速。ライブビューやEVFでは撮影中に画角を確認しながら(多少はコマ落ちする場合もあるが)の連写が可能なので、動いている被写体を追いかけるのも難しくない。
本体サイズは幅120×奥行45.1×高さ66.9mmとコンパクトで、バッテリーとメディア込みの重量も約344gと比較的軽量だ。
感度別撮影サンプル
撮影サンプルを見てみると、ノイズはISO 800くらいから出はじめているが、目立つのはISO 3200を越えてから。それでもノイズや偽色は少ない。最高感度ではディテールへの影響もあるが、ノイズリダクションの効き具合もいい感じとなっている。
(次ページに続く、「キヤノン「EOS Kiss X7」&「EOS 70D」」)
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