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シンプルを極めた東芝のWindowsタブレット「dynabook Tab S50」 第1回

落ち着いたゴールドのボディが扱いやすい

お役立ちキーボードカバーが秀逸! 10.1型シンプルタブレット「dynabook Tab S50」

2014年09月19日 08時00分更新

文● エースラッシュ

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付属キーボードはスタンドにもカバーにも変身!

キーピッチ17.5mmのキーとタッチパッドで、キーボードとしての性能も十分

 「dynabook Tab S50」は本体のみでも購入できるが、Bluetoothキーボードが付属するモデルもある。店頭モデルでは「dynabook Tab S50/36M」がそれだ。本体部分の構成は「dynabook Tab S50/26M」と共通しており、Bluetoothキーボードが付属するかしないかの違いになるから、好みの方を選択するとよいだろう。今回試用している「dynabook Tab S50/W8M」はキーボード付属モデルだ。

 Bluetoothキーボードは、アイソレーションタイプでタッチパッドも搭載されている。本体と同じサイズであり、背面から倍の大きさの合皮カバーが貼り付けられている。フリーになっている側はキーボードの上に伏せるだけでなく、少し回り込んでマグネットで留められるつくりだ。もしキーボードだけで持ち歩くならば、少々ふんわりとカバーをかけたような状態になる。

 このカバー側の左右に、小さなプラスチックの支えが用意されている。この間に挟まるように本体を置くと、回り込んで留められるカバーのおかげで思ったよりしっかりと包まれる。バッグにこのまま入れても取り出す時に本体だけ抜けてしまうようなことはなさそうだ。

 またカバー部にはいくつか溝のようなものがあり、これに沿って折り曲げるとスタンドになる。ここに本体を立てかけると、クラムシェル風の使い方ができるようになる。

ぐるっと巻いてマグネットで留めるため、思ったよりもしっかりホールドされる

カバー部を折りたたんでスタンドにするとクラムシェル風に使える

 10.1型ディスプレー搭載端末に合わせたサイズであるためコンパクトなキーボードなのだが、それでもキーピッチは17.5mmを確保。キーストロークも1.5mmあり、モバイルキーボードとしては十分扱いやすかった。

インターフェースを絞り込んだ、PC風ではないWindowsタブレット

 ロゴを下にして横置きすると、下になる側にはストラップホールがある。このサイズでストラップホールがあってくれると、手首にかけておくなどして落下に備えられるのは安心だ。上側には電源ボタン、音量調整ボタン、Windowsキーがある。

 右側面にはスピーカーを搭載。左側面にはmicroUSB端子、microHDMI端子、microSDカードスロット、スピーカー、マイク/ヘッドフォン端子がある。microUSB端子は充電にも利用するものだ。すべてコンパクトなサイズで、microHDMI端子から外部ディスプレー出力をする程度の使い方以外は、周辺機器と連携して使うというイメージではないようだ。

本体下側にはストラップホールがある

上側には電源ボタン、音量調整ボタン、Windowsキーを配置

右側面にはスピーカーがある

左側面にはmicroUSB端子、microHDMI端子、microSDカードスロット、スピーカー、マイク/ヘッドフォン端子を配置

 クラムシェル型PCからキーボードを外したようなWindowsタブレットも多いなか、「dynabook Tab S50」は思いきりタブレットに振ったつくりだ。ライバルとしてはiPadやAndroidタブレットなどが考えられる。

 次回は「dynabook Tab S50」の、実際の使い勝手や実力について紹介しよう。

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