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大人をつれてワークショップに行こう

世界で最も売れたゲームとコルグのイベントに子供も大興奮!

2014年09月06日 12時00分更新

文● 四本淑三

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ワークショップにはAngry Birdsの音楽の先生も!

 8月31日。夏休みの終わりの日に、東京の麹町(こうじまち)というところにある、KDDI Web Communicationsという場所に、Angry Birdsファンのキッズとお父さんお母さんのみなさんが集まったんだ。

 ワークショップのさんかひはむりょう。つまり、タダでリトルビッツにさわれるチャンスってわけさ。おかしもジュースも用意されていて、いたれりつくせりのイベントだったよ。

 コルグとAngry Birdsのコラボきかく、ってわけだね。

 そういえばリトルビッツシンセキットも、コラボでできたんだよ。

 日本の楽器(がっき)メーカーのコルグが、リトルビッツを作っているアメリカのベンチャーきぎょう、littleBits(リトルビッツ)社に「いっしょになんかやらない?」って言ったら、シンセキットができちゃったんだ(くわしくはコチラを見てね)

 このワークショップの先生は、シンセキットをきかくした、コルグの坂巻(さかまき)さんだったよ。みんなにいろいろせつめいして、シンセの使い方を教えていたよ。そして、Angry Birdsの音楽を作っている、イルマリさんも来ていたよ。

左がシンセキットをしかけた、さかまきただひこ(坂巻匡彦)さんだよ。右がフィンランドからやってきたイルマリ・ハッコラ(Ilmari Hakkola)さんだよ

イルマリさんはシンセキットを使ったデモえんそうもひろうしたよ。音楽家だから、シンセキットを見事に使いこなして、かっこよかったよ

もうすぐ発売の「MIDIモジュール」もいち早く!

 Angry Birdsのメインテーマはすごく有名なんだ。海外のミュージシャンもいろいろカバーしているよ。ここではおじさんのだいすきな、アメリカのポムプラムース(pomplamoose)のバージョンをしょうかいするよ。

 でもリトルビッツで、こんなメロディをひくのはたいへんだよね。シーケンサーも4ステップしかないし、キーボードも小さいし。

 そこでリトルビッツのメロディーをえんそうするために、このワークショップではミディ(MIDI)しんごうを使ったんだ。

 おっと、いきなりミディって言っても、まだ何だかわからないよね。かんたんに言うと、シンセサイザーを動かすためのしんごうを、デジタルでやりとりするものなんだ。パソコンとか、スマートフォンとか、いろんなもので、シンセを動かせるよ。

 でも、リトルビッツはアナログだよね? だから、デジタルのミディしんごうは、ふつうだったら使えないんだ。

 そこでとうじょうするのが、もうすぐはつばいされるリトルビッツ「MIDIモジュール」なんだ。パソコンとUSBでつないで、パソコンから出るデジタルのミディしんごうを、リトルビッツがうごくアナログしんごうにかえるんだ。

 あらかじめパソコンにおんぷのデータを入れておけば、人がひかなくてもずーっと鳴ってるよ。

これがうわさのMIDIモジュールだよ。これが出ると、リトルビッツでいろんなことができるようになるよ

MIDIモジュールにオシレーターをつないだだけの、いちばんたんじゅんな回路だよ

おんぷのシーケンサーにはMAXを使っていたよ。MAXは音をそうさするための、かっこいいプログラミングツールなんだ

(次ページでは、「ワークショップに行こう!」

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