サムスン電子は、ドイツ・ベルリンで5日から始まる「IFA 2014」に合わせて、「Samsung UNPACKED 2014 Episode 2」を開催。その中で「GALAXY Note」シリーズの新モデル「GALAXY Note 4」を発表した。発売は10月を予定している。
GALAXY Note 4が発表！ 日本にも来る？
GALAXY Note 4とは別に、画面のサイドに曲線のガラスを採用した「GALAXY Note Edge」と呼ばれる次世代デザインを採用したモデルも用意される。こちらは今年末にいくつかのセレクトされた市場で投入予定。
エッジに曲面ガラスを採用した「GALAXY Note Edge」が別モデルとしてリリースされる。確かにこれは新しいデザイン！ こちらも日本に来てほしいが……
5.7型でWQHDの有機ELを搭載
インカメラも大幅に強化
GALAXY Note 4の画面サイズは5.7型で、従来モデルと同等だが、新世代の「Quad HD Super AMOLED」を採用。画面解像度がWQHD（1440×2560ドット）に進化したほか、高い色再現性を実現しているという。
カメラも画素数はGALAXY S5と同じ16メガだが、光学手ブレ補正に対応した。さらに海外で重視されるようになった自撮り性能のためにインカメラを強化。画素数は3.7メガで、F1.9＆120度の画角を持つレンズを搭載する。
カラバリはこの4色
日本では定番カラーながら、海外ではあまりリリースされることがなかったピンクがついにラインナップに加えられた
さらに急速充電やウルトラパワーセービング機能への対応のほか、おもしろいところでは内蔵のボイスレコーダーで8人までの声をタグ化し、特定の声だけをプレイバックできる機能を搭載しているという。
CPUは2.7GHzのクアッドコアまたは1.9GHzのオクタコア（国によって異なる）、3GBメモリー、32GBストレージを搭載。本体サイズは約78.6×153.5×8.5mmで、重量は約176g。
マルチウィンドウ機能も新しくなり、ペンでウィンドウのサイズを変えることが可能になった
急速充電のアピールも。QualcommのQuick Charge 2.0に対応する
「GALAXY Note Edge」はガラスが採用されたエッジ部を使っての独自のUIも搭載されている
Oculus VR社との関係から、以前からウワサになっていたVRヘッドセット「Gear VR」も合わせて公表されている。ディスプレー部分はGALAXY Note 4と同じ1440×2560ドットの5.7型有機ELを採用。96度の視野角を実現しているという。GALAXY Note 4との間でUSB経由で接続して利用が可能。
ウワサになっていたVRヘッドセットも公表された
Oculus VRのCTOで、Wolfenstein 3DやDOOMの開発者としても知られるJohn Carmack氏も登壇した
| GALAXY Note 4 |
GALAXY Note 3 SC-01F（参考） |
GALAXY S5 SC-04F（参考） |
|
|---|---|---|---|
| ディスプレー | 5.7型有機EL | 5.7型有機EL | 5.1型有機EL |
| 画面解像度 | 1440×2560ドット | 1080×1920ドット | 1080×1920ドット |
| サイズ | 約78.6×153.5×8.5mm | 約79×151×8.3mm | 約73×142×8.3mm |
| 重量 | 約176g | 約172g | 約147g |
| CPU | 2.7GHz（クアッドコア）または1.9GHz（オクタコア） | Snapdragon 800 2.3GHz（クアッドコア） |
Snapdragon 801 2.5GHz（クアッドコア） |
| 内蔵メモリー（RAM） | 3GB | 3GB | 2GB |
| OS | Android 4.4 | Android 4.4 | Android 4.4 |
| バッテリー容量 | 3220mAh | 3200mAh | 2800mAh |
| カメラ | リア：16メガ／イン：3.7メガ | リア：13.2メガ／イン：2.1メガ | リア：16メガ／イン：2.1メガ |
| カラバリ | Charcoal Black、Frost White、Bronze Gold、Blossom Pink | Jet Black、Classic White | shimmery WHITE、charcoal BLACK、sweet PINK |
公開当初、スペックに一部間違いがありました。お詫びのうえ訂正いたします。（9/4 01:30）
