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交通インフラ再構築が進むなかで物流を最適化する

大和ハウス、物流拠点到達エリアのシミュレーションソフト

2014年09月03日 15時24分更新

文● 行正和義

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地点からの到達エリアをマッピングすることで、大型倉庫など物流拠点の用地策定に利用する

 大和ハウスグループ3社は9月2日、物流企業向けに配送時間から到達エリアを算出して物流拠点建設に最適な立地を提案するシミュレーションソフト「DFⅡ-glas(ディーエフツー・グラス)」を共同開発したと発表した。

 これは大和ハウス工業とフジタ、フレームワークスが共同開発したもので、過去3カ月の自動車運行実績データに基づいた「到達圏検索」と「ルート検索」によって到達エリアをタブレットやパソコン上の地図に表示する。

ルート検索では、到達時間によるエリア把握だけではなく、訪問先/納入先を指定して最適な巡回ルートを検索できる

 首都圏では圏央道の開通や外環道の整備などにより、さまざまな企業が物流拠点の集約やルートの再構築が進められている。また、コンビニの展開やネット通販により物流の重要性はさらに高まっており、大和ハウス工業では、物流拠点の用地策定の提案などのためソフトを活用する。

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