第105回でお伝えしたとおり、日本マイクロソフトが、3度目の「TOP SUB AWARD」(世界ナンバーワン子会社)の座を獲得した。その祝勝会が、8月18日、東京・品川にある本社19階の社員食堂「One Microsoft Cafe」で開催された。
この日は、日本マイクロソフトが毎年開催している「品川オフィス ファミリーデー 2014」の日。ファミリーデー終了後、そのまま祝勝会へと突入した格好だ。
TOP SUB AWARDは、売り上げ予算達成率のほか、30項目近いスコアカードの総合評価をもとに決定するもの。日本は、国別事業として最大規模を誇るBig Developedのカテゴリーに含まれ、米国、英国、ドイツ、フランス、カナダと、日本の6ヵ国でトップを競っている。
日本マイクロソフトは、2011年度、2012年度と2回連続でTOP SUB AWARDを受賞したが、2013年度は惜しくもトップの座を逃していた。今回は、「雪辱」を胸に再びトップの座を奪取し、過去4年間で3度の首位を獲得したことになる。
祝勝会では、鏡割り用の樽が3つ用意され、樋口泰行社長、平野拓也執行役専務、高橋美波執行役による鏡割りで盛大にスタートした。
3つの樽、3つのTOP SUB AWARD
実は、3つの樽が用意されたのには理由がある。
ひとつ目は、Big DevelopedにおけるTOP SUB AWARDを祝うもの。ふたつ目は、同時に日本マイクロソフトが受賞したOEMカテゴリーにおけるTOP SUB AWARDのお祝い。そして、3つ目は、今年7月から日本マイクロソフトに復帰した平野拓也執行役専務が、6月30日まで務めていた東欧地域においても、2年連続でCEE Multi SubのTOP SUB AWARDを受賞したことを祝ったものだった。
樋口社長は、「このTOP SUB AWARDは社員の頑張りのおかげである。そして、社員の頑張りは家族のおかげによるもの。ファミリーデーの日にあわせて祝勝会を開催したのは、そうした意味もある」と挨拶した。
鏡割りの後には、TOP SUB AWARDを記念した特製の升で乾杯。さらに、TOP SUB AWARDを記念した特製ケーキの登場のほか、当初予定にはなかった樋口社長によるマグロの解体も実施され、中締め終了後には、突然、樋口社長の胴上げが行なわれるなど、サプライズ連続の祝勝会となった。
なお、TOP SUB AWARDのふたつのトロフィーは、8月下旬から、日本マイクロソフト本社の2階受付ロビーにこのトロフィーが常設されることになるという。
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