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1ユーザーあたり月額5ドルから、レビューやバージョン管理の機能も

AWS、文書共有サービス「Amazon Zocalo」の一般提供開始

2014年08月29日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 Amazon Web Services(AWS)は8月28日、エンタープライズ向けのクラウド型ドキュメント保存/共有サービス「Amazon Zocalo」の一般提供を開始した。1ユーザーあたり月額5ドルから。また、「Amazon Workspaces」の東京リージョンからの提供開始も発表している。

 AWSでは7月にZocaloを発表し、限定プレビューを提供してきた(関連記事)

Amazon Zocaloはエンタープライズ向けのドキュメント保存サービス。複数ユーザー間での共有やレビューといった機能も備える

 Zocaloはクラウドへのドキュメント保存やマルチデバイス間(iPad、Kindle Fire、Androidタブレットにも対応)の同期、他のユーザーとの共有やレビュー(コメント)機能、バージョン管理機能などを備える。エンタープライズ向けサービスとして、社内のActive Directoryとの連携機能、監査ログ機能も備える。

 今回の一般提供開始に伴い、AWSユーザーであれば誰でもZocaloを利用可能になった。現在のところ、米国東部(バージニア北部)、米国西部(オレゴン)、欧州(アイルランド)の各AWSリージョンから提供されている。

 利用料金は、1ユーザーあたり月額5ドル(ストレージ容量200GBまで)。200GBを超える場合には1GB単位で追加料金がかかる。また、30日間/50ユーザーまでの無料トライアルも提供されている。

 またAWSでは、AWSクラウド上でホスティングされた仮想デスクトップ環境(VDI)を提供する「Amazon Workspaces」(関連記事)について、8月25日から東京リージョンでも利用可能になったことを発表した。東京リージョンの月額料金は、「スタンダード」が47ドル、「パフォーマンス」が78ドルなどとなっている(いずれも税抜)。

Workspacesは、Windows 7デスクトップ環境が利用できるDaaS(Desktop-as-a-Service)。利用できるアプリケーションやパフォーマンスによって幾つかの料金プランがある

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