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最新Bluetoothスピーカーのベストチョイスはコレだ! 第4回

置く場所がなければ壁掛けで! 変り種Bluetoothスピーカー3機種

2014年08月29日 17時00分更新

文● 海上 忍

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見た目は優しいが音は大迫力!
デノン「Envaya DSB-200」

3台のマルチポイント接続に対応。AAC/aptXコーデックもサポートした「Envaya DSB-200」

3台のマルチポイント接続に対応。AAC/aptXコーデックもサポートした「Envaya DSB-200」

筆者のチェックポイント

  • ここが○:3台のマルチポイント接続に対応。低遅延コーデックaptXもサポート
  • ここが△:ペアリング時などの効果音が電子音で味気ない

 聴きたいときはキックスタンドを開けて設置する「貝」のような構造を持つ「Envaya DSB-200」(実売価格2万5000円前後)は、優しげな雰囲気が好印象だ。

背面のキックスタンドは片手で開閉可能。底部に貼られたラバーフットにより不要な振動を抑制する

表面のパンチメタルはホワイト一色だが、交換可能な4色のグリルネットを付属。パンチメタル越しにネットの色が透けて見え、やさしい印象を醸し出す

表面のパンチメタルはホワイト一色だが、交換可能な4色のグリルネットを付属。パンチメタル越しにネットの色が透けて見え、やさしい印象を醸し出す

2基の57mmフルレンジスピーカーと100mm大口径パッシブラジエーターにより、女性的なフォルムながら迫力のサウンドを楽しめる

2基の57mmフルレンジスピーカーと100mm大口径パッシブラジエータにより、女性的なフォルムながら迫力のサウンドを楽しめる

 交換可能な4色のグリルネットが付属。このグリルネットは表面には出ず、白のパンチメタル越しに見えるため、柔和な雰囲気を出すことに成功している。

操作ボタン類は本体上面にある。NFCにも対応する

操作ボタン類は本体上面にある。NFCにも対応する

側面には音声入力端子を装備。USB端子は給電が可能で、スマートフォンなどの充電ができる

側面には音声入力端子を装備。USB端子は給電が可能で、スマートフォンなどの充電ができる

 最大3台の機器と接続し瞬時に切り替えできる「マルチポイント」は、PCとスマホ両方で使いたいユーザーにとってありがたい機能。スマホのプレイリストを聴いたらPCに切り替えてYouTubeを、といった使い方もペアリングをやり直すことなく一瞬でできる。

 ホームパーティーの時に持ち寄ったスマホの音源を順番に聴く、といった使い方も可能だ。

 音にもこだわりを見せる。全体としてはバランス重視の音設計だが、100mmのパッシブラジエータで低音の迫力は十分。ボーカルもクリアに聞かせてくれる。

 音響特性を最適化するDSP「MaxxAudio」の搭載により、豊かな音場感も楽しめる。

 低遅延のオーディオコーデック「aptX」をサポートし、aptX対応のAndroidスマホがあれば音が途切れることは少ない。AACもサポートしているので、iPhoneでも透明感あるワンランク上の再生が可能だ。

Envaya DSB-200の主なスペック
エンクロージャ方式 密閉型(100mmパッシブラジエータ×1)
連続再生時間 約10時間
最大出力 非公開
NFC対応
マルチペアリング 最大8台
マルチポイント 最大3台
対応コーデック SBC、AAC、aptX
本体サイズ 幅255×奥行47.5×高さ141mm
重量 1.28kg

 このように多種多様な製品が登場しているBluetoothスピーカー。自分が求めるものが音質なのか、使い勝手なのかを考えて、ぜひ選んでみてほしい。

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