このページの本文へ

容量を気にせず使える新プランが登場

容量無制限、ぷららの格安SIMは3Mbpsで月額2980円ぽっきり

2014年09月01日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 話題を集めている格安データ通信SIM。最低料金の安さに注目が集まりがちだが、その主流は高速通信できる容量が月額1GB程度までのもの。

 これらはメールやSNSへの投稿など、テキスト主体でインターネットを使うには十分な容量だが、外出先で音楽や動画などリッチなコンテンツも積極的にダウンロードしたいといったことを想定するとやや不安に感じる面もある。自分の用途に合わせて、より高容量のデータをやり取りできるプランへの変更や、追加オプションの購入も検討したいところだ。

3Mbpsでつなぎ放題、ヘビーユーザーにも便利な定額無制限

 そんな中、登場したのがNTTぷららが提供する「ぷららモバイルLTE 定額無制限プラン」だ。

定額無制限プランのパッケージ

 これまで同社が提供してきたのは、月額972円で1日50MBまで高速通信できる「定額ライトプラン」、月額2036円で1日100MBか一月あたり3GBの容量を超えるまで高速通信ができる「定額プラン」、月額390円~2550円までの二段階定額制を採用した「二段階定額プラン」である。

 これに月額2980円で容量制限なく高速通信できる「定額無制限プラン」が加わった。9月1日から提供を開始しており、データ通信だけでなく有害サイトへのアクセスを遮断するフィルタリングサービス「ネットバリアベーシック」や、映像配信サービス「ひかりTV」で提供する映画やドラマ、アニメやバラエティなど約4000本の人気ビデオ作品をパソコン、スマートフォン・タブレット端末で楽しめる「ひかりTVエントリープラン」なども標準で付属する。

 特に外出先でスマートフォンやタブレットを使って、動画をバリバリ楽しみたいという人にとって魅力的なサービスと言えるだろう。ひかりTVエントリープランは単独で契約すると、月額350円の料金がかかるので追加料金なしで利用できる点には割安感がある。

 通信速度の上限は送受信とも3Mbpsで、NTTドコモのLTE対応機種またはSIMフリーの機種が対象。SMS送受信機能を利用したい場合は月額162円のSMSオプションを別途申し込む必要がある。このほか契約事務手数料として契約時に3240円を支払う必要がある。

MediaPad X1 7.0MediaPad M1 8.0

 またSIMカード+SIMフリータブレットのセットも用意されているので、この機会に端末も一緒に入手したいという場合は導入を検討してみるといいだろう。たとえばファーウェイの最新モデル「MediaPad X1 7.0」を選択した場合の料金は4万2984円、「MediaPad M1 8.0」の場合は3万2184円だ。

外出先で容量を気にせず使えるメリットは?

 定額で使い放題、しかも速度が落ちないというのは大変に魅力的だが、実際にお得なのはどれか、自分の月々の通信容量はどのぐらいなのか?と悩む人も多いだろう。

ぷららモバイルLTEの料金プラン
定額無制限プラン 二段階定額プラン 定額プラン 定額ライトプラン
月額利用料 2980円 2550円
(30.5MBまで390円)
2036円 972円
通信速度 3Mbps 下り150Mbps/上り50Mbps
通信網 Xi/FOMA
高速通信できる容量 無制限 1日100MB 1日100MBまたは毎月3GB 1日50MB
制限時の通信速度 なし 200kbps 200kbos(1日100MBを超えた場合)
450kbps(月3GBを超えた場合)
200kbps
SMSオプション 162円

 ぷららモバイルLTEの中で、ある程度ヘビーに使うという用途を想定するのであれば、比較対象は定額プランとなるだろう。ただし定額プランでは1日あたり100MBまでと容量の制限がある。

NTTぷららのサイトでは、100MBで通信できるデータ量の目安として、1ページ250KBのウェブサイトであれば400ページ、1通5KBのテキストメールであれば2万通、1分250KBの「050 plus」による通話であれば400分、256kbpsの動画であれば50分を目安としている

 定額無制限プランは文字通り「無制限」で、制約があるとすれば3Mbpsという速度が実際どの程度使えるのか気になるところ。動画に関しては、スマートフォンやタブレット向けのdアニメストアでは、高画質の設定が1.5Mbps程度。一般的な品質で500~600kbps程度の数字が示されていた。ニコニコ動画では回線状況によって変わるが、一般会員が普通画質の動画を再生する場合、400~500kbps程度であれば快適に視聴できるようだ。3Mbpsあれば快適な品質で視聴でき、かつ上限時間も気にせず、動画サイトを楽しめる。

 iTunesで音楽をダウンロードする場合はどうだろうか。iTunes Plusと呼ばれる音源のビットレートは256kbps。60分で大体115MB程度の容量になる計算なので、定額プランはアルバム1枚がダウンロードできるかできないか程度の容量といえそうだ。定額無制限プランの場合、上限容量を気にせず何曲でもダウンロードできるが、速度が気になるところ。速度3Mbpsだと、環境にもよるがアルバム1枚が早くて5分ほどでダウンロード可能だ。

 地図アプリはどうだろうか。いつも使っているiPhone 5sで「GoogleMaps」を使ったときの通信量をチェックしてみた。LTE環境でGoogleMapsを操作して、「設定」から「モバイルデータ通信の使用状況」でデータ通信量を確認する。現在地から1km先の目的地まで検索して、地図を1回拡大/縮小した場合、データ容量は平均3~4MBほど。100MBだと30回ほど利用できる計算になり、ちょっとした外出なら問題ないが、1日中使い続けるとなると厳しい。その点定額無制限プランは通信容量を気にする必要がないので、オフライン地図アプリなども不要だ。速度も3MbpsならGoogleMapsなどの一般的な地図アプリであれば余裕で使える。

 以上のことから、外出先で動画や音楽を楽しみたいという人や、旅行や出張で地図アプリを使いたいという人は定額無制限プランがオススメ。

 容量を気にして試行錯誤することなく、どこでもインターネットにつなぎ続けられる環境が手に入る。こうした快適さが定額プランにプラス1000円以下の追加で手に入ることを考えれば、メリットの高いプランが登場したと言えるだろう。

カテゴリートップへ

注目ニュース

最新記事

ASCII.jp特設サイト

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ピックアップ

富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART