お風呂に浮かべて音楽鑑賞!
センチュリー「Floe」
筆者のチェックポイント
- ここが○:IPX7相当の防水対応。湯船に浮かべて楽しめる
- ここが△:Floe側から選曲できないのがちょっと残念
ワイヤレスの強みはスタイル/レイアウトフリーなことだが、実際には再生場所を選ぶ。特に水回りは苦手、防水モデルでなければ利用できない。
しかも防水には程度があり、水しぶき飛び交う風呂場などもってのほか……のはずだが、ここで紹介する「Floe(フロー)」(直販価格7538円)はIPX7相当の防水機能を持つ。シャワーの飛沫はもちろんのこと、湯船に浮かべて楽しめることが本機最大のアドバンテージだ。
使い方はシンプルそのもので、ペアリングを完了させるだけ。あとは湯船に浮かべるもよし、付属のフックで天井から吊り下げるもよし。
最大4台のマルチペアリングに対応しているので、PCとスマートフォンのどちらで音楽を再生してもいい。AVRCPには対応しないためFloe側からは選曲できないが、ボリュームボタンで音量調整することは可能だ。
湯船に浮かべて試聴したところ、ボーカル付近の音域のみ強調されることもなく、意外なほどすっきり聴かせてくれる。
飛沫がグリルにかかると急に音がにごってしまうが、湯もみ程度では飛沫がかかることもないだろうから、神経質になる必要はない。
再生中は上部と底部のLEDイルミネーションが点灯し、リラックスモードを盛り上げてくれるが、底部はたびたび色が変化するので落ち着かないときもありそう。オフにできる機能があれば、なおよかったように思う。
Floeの主なスペック | |
---|---|
エンクロージャ方式 | 密閉型 |
連続再生時間 | 約8時間 |
最大出力 | 3W |
NFC対応 | ―― |
マルチペアリング | 最大4台 |
マルチポイント | ―― |
対応コーデック | SBC |
本体サイズ | 直径136×奥行108mm |
重量 | 290g |
(次ページに続く、「アウトドアだからこそパワフルさがほしい! ロジクール「UE BOOM」」)
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