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最新Bluetoothスピーカーのベストチョイスはコレだ! 第3回

外でもお風呂でも使える! 防水Bluetoothスピーカー3機種をチェック!

2014年08月27日 12時00分更新

文● 海上 忍

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お風呂に浮かべて音楽鑑賞!
センチュリー「Floe」

IPX7相当の防水対応により、湯船に浮かべて音楽をたのしめる「Floe」

IPX7相当の防水対応により、湯船に浮かべて音楽をたのしめる「Floe」

筆者のチェックポイント

  • ここが○:IPX7相当の防水対応。湯船に浮かべて楽しめる
  • ここが△:Floe側から選曲できないのがちょっと残念

 ワイヤレスの強みはスタイル/レイアウトフリーなことだが、実際には再生場所を選ぶ。特に水回りは苦手、防水モデルでなければ利用できない。

 しかも防水には程度があり、水しぶき飛び交う風呂場などもってのほか……のはずだが、ここで紹介する「Floe(フロー)」(直販価格7538円)はIPX7相当の防水機能を持つ。シャワーの飛沫はもちろんのこと、湯船に浮かべて楽しめることが本機最大のアドバンテージだ。

前面には電源ボタンとボリュームボタンを装備。AC端子は防水カバーで保護されている

前面には電源ボタンとボリュームボタンを装備。AC端子は防水カバーで保護されている

吊り下げフックとスタンドが付属。ぶら下げてもテーブルに置いても利用できる

 使い方はシンプルそのもので、ペアリングを完了させるだけ。あとは湯船に浮かべるもよし、付属のフックで天井から吊り下げるもよし。

 最大4台のマルチペアリングに対応しているので、PCとスマートフォンのどちらで音楽を再生してもいい。AVRCPには対応しないためFloe側からは選曲できないが、ボリュームボタンで音量調整することは可能だ。

湯船に浮かべて再生しても、上部のグリルが飛沫で塞がれないかぎりはクリアな音を楽しめる

湯船に浮かべて再生しても、上部のグリルが飛沫で塞がれないかぎりはクリアな音を楽しめる

 湯船に浮かべて試聴したところ、ボーカル付近の音域のみ強調されることもなく、意外なほどすっきり聴かせてくれる。

 飛沫がグリルにかかると急に音がにごってしまうが、湯もみ程度では飛沫がかかることもないだろうから、神経質になる必要はない。

底部のLEDイルミネーションは7色に変化。浴室の照明を落とすと雰囲気が出るかも

 再生中は上部と底部のLEDイルミネーションが点灯し、リラックスモードを盛り上げてくれるが、底部はたびたび色が変化するので落ち着かないときもありそう。オフにできる機能があれば、なおよかったように思う。

Floeの主なスペック
エンクロージャ方式 密閉型
連続再生時間 約8時間
最大出力 3W
NFC対応 ――
マルチペアリング 最大4台
マルチポイント ――
対応コーデック SBC
本体サイズ 直径136×奥行108mm
重量 290g

(次ページに続く、「アウトドアだからこそパワフルさがほしい! ロジクール「UE BOOM」」)

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