ヴイエムウェアは8月22日、クラウドサービス事業者とのパートナープログラム、および自社が提供するパブリッククラウドサービスの名称変更を発表した。今後提供するパブリッククラウド上でのさまざまなサービスも含め“Air”を冠した名称で統一する。
今回発表された名称変更は2件。
まず、ブイエムウェア自身が提供するパブリッククラウドサービス「VMware vCloud Hybrid Service(vCHS)」(関連記事)は、「VMware vCloud Air」という新名称に変更される。
また、VMwareテクノロジーベースのクラウドサービスを提供する事業者とのパートナープログラム「VMware サービス プロバイダ プログラム(VSPP)」は、「VMware vCloud Air Network」という新名称にになる。現在、VSPPの参加事業者は世界100ヵ国以上、3800社以上に上る。
vCloud Air Networkでは、顧客の求めるサービスを選択しやすくするために、「IaaS Poweredパートナ」「Hybrid Cloud Poweredパートナ」「Horizon DaaS Poweredパートナ」など、新しいパートナーカテゴリーも順次創設される。
ヴイエムウェアは今回の名称変更について、VMwareベースのハイブリッドクラウドプラットフォーム上でさまざまなソリューション/サービスを提供していくための取り組み強化であり、この戦略に基づいて、今後提供するサービスには“Air”ブランドを冠すると述べている。