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画像入出力も備えた高性能・ハイエンドmbedボードで組み込みマイコン(と電子工作)に幅広く活用できそう

ルネサスがCortex-A9搭載マイコンボードでmbedに参画

2014年08月22日 15時23分更新

文● 行正和義

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ルネサスのハイエンドマイコン「RZ/A1グループ」を搭載したmbedボード

 ルネサス エレクトロニクスは8月21日、ARMのCortex-A9をCPUコアに採用したマイコン「RZ/A1グループ」にてARMのmbedプロジェクトに参画すると発表した。

 RZ/A1グループはCPUに400MHzのCortex-A9、大容量10MBメモリなどに加えてカメラ入力、グラフィックス出力、オーディオ機能などを装備する。オープンソースなコミュニティによって様々な活用が行われているARMのマイコンボードであるmbedに高性能ボードが投入されることで、さらに幅広い組み込みシステムが可能となるとしている。

ルネサスの既存マイコンボード「GR-SAKURA」(arduino UNO互換)

 ルネサスでは、手軽に電子工作を楽しめるコミュニティ「がじぇっとるねさす(がじぇるね)」活動を推進しており、今後mbedボードでの電子工作やプログラム開発を手軽に行える環境をづくりを進める。RZ/A1搭載mbedボードは若松通商が製造・総発売元となり2014年末から発売される予定で、2014年9月のがじぇるねイベントにてβユーザーを募集する(製品仕様・価格、βユーザー募集要項などはがじぇっとるねさすサイトで9月上旬に公開される)。

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