内外の著名人、企業経営者が次々と氷水を浴びる動画が今話題になっている。
これは難病として知られる「ALS(筋萎縮性側索硬化症)」への支援運動「Ice Bucket Challenge」の一貫として行なわれているもの。ALSは時間の経過とともに筋肉の萎縮や低下が起こる病気だが、その原因は十分に解明されておらず、治療法も確立されていない。
Ice Bucket Challengeでは、バケツに入った氷水をかぶる様子を撮影して公開するか、または100ドルをALS支援団体に寄付するか(もしくはその両方)を選び、実行した人は次に3人を指名。その3人はまたどちらか(もしくは両方)をするというものだ。
この運動自体は以前から行なわれていたようだが、ビル・ゲイツ氏やマーク・ザッカーバーグ氏(Facebook CEO)も参加したことで、一気に大きな話題となった。
20日に水をかぶったのはおなじみ孫正義氏。孫氏を指名したのはiPhoneを始め、世界中のありとあらゆる電子機器を製造する“世界の工場”として知られるホンハイ(鴻海精密工業)のトップ、テリー・ゴウ氏とこちらも世界レベルの超大物。
通信キャリアでは、ワイモバイル代表取締役社長のエリック・ガン氏もやはり氷水をザバン。
さて国内キャリアの残る2社、ドコモとKDDIのトップにもこの氷水の流れは到達するのか? そちらにも注目である。