このページの本文へ

EOS Smart System Upgradeでネットワーク全体をヒットレスで更新

アリスタ、100GbEアップリンクの1Uスイッチ「7280Eシリーズ」

2014年08月20日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 8月19日、アリスタネットワークスジャパンは、ボックス型高密度スイッチ「7280Eシリーズ」の販売を開始した。リーフ・スパイン構成のリーフスイッチとしての利用を想定しており、1Uラックユニットで最大72個の10GbEポートを提供。QSFP+、QSFP100スロット、MXPスロットのアップリンクを搭載した3モデルが用意される。OM4光ファイバーで最長400mをサポートするほか、3mから10kmまでの100GbEケーブルと光ファイバーケーブルを利用できる。

ボックス型高密度スイッチ「7280Eシリーズ」

 9GBのウルトラ・ディープ・パケット・バッファやVirtual Output Queue(VOQ)により、ネットワークのふくそうや10/40/100GbEの速度差に対応。おもにIPストレージやビッグデータ、ストリーミング動画などのワークロード向けに、損失の少ないネットワークを実現できる。

 ソフトウェアとしては、他のアリスタ製品で同一のバイナリイメージのEOSを搭載し、ワイヤスピードのVXLANやLANZ、DANZなどのトラフィック監視機能を持つ。新たにヒットレスのソフトウェアアップグレードを実現するEOS Smart System Upgrade(SSU)がスパインスイッチとリーフスイッチの両方で使用できるようになった。また、データアナライザ(DANZ)の機能も、7500Eのモジュール型スパインスイッチでサポートし、10/40/100GbEの速度とテラビット容量での可視化が可能になった。7500EでOpenFlow 1.3のサポートが追加された。

 さらにマルチモードファイバーまたはシングルモードファイバーの単一のペア上で40GbEを実現できるユニバーサル光ファイバーも提供開始される。ユニバーサルQSFP光ファイバーの長さは、マルチモード・ファイバーでは150m、シングルモード・ファイバーでは500mで、IEEE LR4ベースのデバイスとの相互運用も可能。

カテゴリートップへ