無料通話・メールアプリ「LINE(ライン)」を運営するLINEは、子ども向け動画配信アプリ「LINE KIDS動画」を提供しているが、15日、動画を見やすくする機能を追加するアップデートを発表。また、公式YouTubeチャンネルを公開した。
同アップデートにより、途中まで見ていた動画を、いつでも続きから再生できる機能を追加。残り時間が5分未満になるとタイマーの色がグレーから赤字に変化する機能や、再生中の動画をその場で「お気入り」に追加できる機能も加わった。
再生中の動画がエンディングに近付くと、同じシリーズの次回作などを「次のおすすめ動画」としてサジェスト表示する新機能も搭載(現在は一部の動画で実装中。順次適用を拡大)。さらにAirPlayに対応し、Apple TVがあればAirPlayを使いテレビの大画面で「LINE KIDS動画」を楽しめる。
また、今回オープンした「LINE KIDS動画」の公式YouTubeチャンネルでは、アプリ内で配信している動画の一部を無料で視聴可能。今後、各番組のオープニングなどを続々と追加していく予定だ。
「LINE KIDS動画」は、1歳~6歳の未就学児とその保護者を対象にした動画コンテンツを配信するサービス。LINEの調査によると、「LINE KIDS動画」の利用シーンとして最も多いのは「自宅でくつろいでいるときに」の63.6%、次いで2番目は「お出かけしたときの待ち時間やすきま時間に」が34.9%、3番目は「家事などで手が離せないときに」の21.6%だった。今回のアップデートのよる新機能は、子どもをあやすツールとしての使い勝手を高めるものだ。